未来のフィラメント

故郷を飛び出したときのこと
異郷で恋をしたときのこと
瞳に映る星々の模様
天球儀 回しながら

話をしよう 久しぶりに
話をしよう いつも通り
今 きみはどんな場所で
どんな歌 聴いてるの?

ねぇ 昔は
世界が平らだったから
空を越えるのって
“さよなら”だったんだって

最果てから最果てへ
星座図をたどって きみへ
心まで繋いで

夜を突く鉄塔も
閃光も そう しゃべるネコも
相対論 テレフォンも
かつて妄想で絵空事
流星のフィラメント
連綿と ずっと照らして
もうさみしくならないよう

ねぇ 昔は
時間が螺旋状なこと
巡れば逢えると
知らなかったんだって

ポラリスからポラリスへ
離れ離れだった きみへ
光になって届け

ねえ しばらく
そっちには帰れないけれど
それでも逢えるよ
こんなふうに逢えるよ!

最果てから最果てへ
星座図をたどって きみへ
心まで繋いで
スターライト フィラメント

答えはいつだって
未来にしかないよ
ここにはなくたって
作り出せるよ きっと

答えはいつだって
未来にしかないよ
ここにはなくたって
作り出せるよ きっと

スターライト フィラメント
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