雲よ月を覆ってしまえ

縛られて 縛られて わたしは
いつでも 自由になりたかったの 今まで
見えない呪縛で あのひとは わたしを動けなくする
どんな時も どんな時も

監禁の格子の内で 独りで
祈るわたしに 強い勇気を
どうか 神様 授けて
一度きりのお願いだから

雨の夜更けに 逃げ出す準備を
雲よ 月を覆ってしまえ
あのひとの目を逃れるために

明日の朝はきっと自由になれる
そして わたしは 時代に叫ぶ
食べない 飲めない できない 歌えない
身体を起こして 走り出したい

見えないの わからない わたしは
どこから始めたのか 始めたいのか
知らずに 時はまわる 慣れた現実 全ては
欲のままに 欲のままに

それでも わたしは 知りたいから
初めて 身体に血液が 流れ出したように
あのひとは まだ何も知らないから 鍵を探して

雨の夜更けに 逃げ出す準備を
雲よ 月を覆ってしまえ
あのひとの目を逃れるために

朝日が差し込めば 翔ける
そして わたしは 街中に叫ぶ
話して 見つめて 感じて 触れて
わたしの未来を 此処から探しだしたい

雨の夜更けに 逃げ出す準備を
雲よ 月を覆ってしまえ
あのひとの 目を逃れるために

明日の朝はきっと自由になれる
そして わたしは 時代に叫ぶ
食べない 飲めない できない 歌えない
身体を起こして 走り出したい

朝日が差し込めば 翔ける
そして わたしは 街中に叫ぶ
話して 見つめて 感じて 触れて
わたしの未来を 此処から探しだしたい
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