Sapiens

狭い部屋から飛び出して
虚しさを払っても僕ら裸足のまま
今は許してよ神様
隠れている太陽が昇るまではどうか

どんなに痛い胸の傷も
簡単には忘れられない
悲しい生き物

愛情や私欲があって
でも僕ら心はひとつ
生活や自由があって
でも僕ら体はひとつ

開けた窓の隙間から
覗いている退屈を僕ら抱えたまま
すぐに教えてよ神様
心臓は動いていて
酷く伸び縮んで
涙がでる意味を

どんなに痛い胸の傷も
簡単には忘れられない
あんなに美しい日々を
簡単には思い出せない
寂しい生き物

愛情や私欲があって
でも僕ら心はひとつ
生活や自由があって
でも僕ら体はひとつ

孤独がひとつ
ただのサピエンス
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