Orange

もしもあの日に戻れたら こんな苦しい恋なんて
望むことはしないだろう
肩に触れた君の手の 温もりを知ってしまえば
決して忘れはしないだろう

それでも嘘は流れて 夜風に変わってく
心はただ愛を知った

手のひらに少しだけ 君の匂いがあって
優しい気持ちで 澄み切ってる色
オレンジよりも甘い世界で 目を瞑った
追いすがる 銀色の光線が
彷徨ってるみたい 帰らないで
大きな声で叫んだらねえ 届くかな

もしもあの日に戻れても こんな寂しい恋のこと
知らぬふりはしないだろう
いつか眺めた景色は 溢れた感情さえも
曖昧にしてしまうだろう

またすぐ僕は誰かを傷つけたりして
確かめてる弱い心

柔らかなこの風が 木々の間を縫って
優しい記憶で 包み込むから
どこにいても僕を導く ねぇこのまま
手放しで 君の全てが嗚呼
伝わってるんだよ 忘れないで
大きな声で叫んだらねえ 届くかな

嗚呼 この胸に小さな願い

寂しくないよ 切なくないよって言い聞かせても
消し去ってくなら
大きな声で叫ぼうかな できるだけ

遠い空 見つけてはもう一度
好きになれるよ 優しく澄んだ
オレンジよりも甘い世界で 目を瞑った
追いすがる 銀色の光線が
彷徨ってるみたい 帰らないで
大きな声で叫んだらねえ 届くかな
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