小海線

昇る朝日に 八ヶ岳(やつがね)光り

ふもとをのどかに走る 高原列車
都会に出てから 五年の月日
うれしい時も 悲しい時も
いつでも 心の中にある
ふるさと なつかしい 小海線

揺れる白樺 みどりの風と
青空うつして走る 高原列車
子供の頃から 遊んだ友や
恋したあの日 別れたあの日
千曲の流れに 添うように
ふるさと 目に浮かぶ 小海線

落ちる夕日が 黄金にそめる
からまつ林を走る 高原列車
こころが都会に そまらぬように
父母 景色 朝夕想う
やさしく背中を 押すような
ふるさと あたたかい 小海線
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