緑に水

緑に水をかけたので レンガの色が濃くなった
あのコに言葉が降りてきて 一日が輝きを増した
最終電車にとびのって 月の裏側でキャンプする
ウサギがついたモチを食べ 君にも味あわせたいよ

ぼくらはうつむきもせずに 毎日やりすごした
季節は静かに巡って ぼくらを優しく運んだ

光の粒が夢のように かぼそい道を照らしてくれた
ぼくらを迷わせないように

プールに行けなくなったので その辺一周走ってる
体に風を浴びながら 不届不埒を考える

落ちこむこともできないで 日々をうけながした
太陽と月はさぼらずに 時間をそっと進めた

去り行く君が星と共に 道なき道を教えてくれた
ぼくらが離されないように

光の粒が夢のように かぼそい道を照らしてくれた
ぼくらを迷わせないように
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