三角の恋

叶うとか叶わないとかの
恋じゃないんだ。はじめから
君が想う“誰か” に向けた
君の横顔を見て

「分かってる。」
何度目の嘘だろう
ねえ、だってさ
期待しちゃいけない
恋だったとしても

会いたい 逢いたい
夢で願った
何度でも、何度でも
君の恋人になる日を

今日もまた
わたしじゃない
誰かと君は愛し合って
いるのだろうか
好きな人の好きな人に
わたしも
なれないかなあ

昨日も今日も明日も
君のことばかり考えては
胸の中にあるこの恋が
報われないと知ってた

「分かってる。」
何度、理解しても
分かってるんだ。
それでも嫌いには
なれないってことを

会いたい 逢いたい
夢の続きで
何度でも、何度でも
君と一つになりたい

今日はまだ
君のことを
忘れられない恋が
わたしを支配している
好きな人の好きな人に
わたしは
なれないから

名前のないこの恋に誰かが
ありがちなストーリーを描いたとして
その物語の5年後のわたしは
誰のとなりにいますか?

言いかけた
さよならはまだ
胸の奥で息を潜めて
泣いていたんだ
言い訳できないくらいに
こんなにも好きだった

今日もまた
君のそばで笑う誰かを
三角の恋は
眺めているだけ
いつかこの思い出を
君の隣で笑えたらいいな
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