愛しさのコントラスト

風の色が変わったねとつぶやくキミの
大人びてく瞬間ごと包み込む夏の残響
つないだ手の境界線がわからないくらい
長い影をひとつにして僕たちは笑いあった

何かを探すように 無防備な瞳が
見つめてる未来を僕にも見せて

もっと愛しさのコントラスト 深まる季節の速度で
やわらかな陰影がこの愛を彩るね
はなさないと決めたあの日が 間違いじゃないとわかるよ
守りたい眩しさに守られて歩いてる

ふたりだから強くなって、弱くもなって
目覚めかけの夢みたいにフイにくる浮遊感
いつの間にか自然になるひとつひとつに
あたり前に目一杯の優しさを注げたら

キミが怖がらないように 抱きしめていさせて
伝えあう鼓動に“今”があるんだ

もっと強くなるコントラスト オモイが教えてくれるね
穏やかな表情でこの愛を分けあえる
少しのびた髪のぶんだけ ほどけた日射しのぶんだけ
新しいふたりに出会える今日を重ねよう

もっと愛しさのコントラスト 深まる季節の速度で
やわらかな陰影がこの愛を彩るね
はなさないと決めたあの日が 間違いじゃないとわかるよ
守りたい眩しさがくれる今日を歩いてる
歩いてる
×