幻聴

形があると信じて叫ぶ ガヤガヤの域に流されていく
触って舐めて噛んで食い荒らす 時間がちぎれる
砂を食むような無駄の塊がフラフラ
眼の前を飛び散らかしてる こちらを見ている

冒頭のシーンは念入りに あとはもうくしゃくしゃの長回し
間違っていても進み続ける 不足はない
対峙する声のむき出しの熱がぼやぼやの脳に曖昧に沿ってしまった
ただ穿ち続ける するりと抜ける

開眼は遠く 開眼は遠く
心奪う感覚に芽生えて
開けば真実閉じてれば虚像
知らんもんなら目を隠せ有象
誰も呼んでないのに耳元でカンカラカンラ簡単に笑ってる

今更 今更
愚弄愚弄に湧く下郎耳障りなんだ 飛んでいけ
今更 今更
色んな方法で踏みにじって 塞ぎ込んでも

本能に釘付け 論争はトゲトゲ
本当はどこでも着地できたんだろう
僕ならば何という?
君に生まれる言葉は何と言う?

銃口を口腔に差し込んだ
震えて汗が止まらない
パスッ という音で目を覚ます
甘ったれた夢に吐き気がした

快楽を嫌い 快楽を嫌い
拾いきれぬ感覚に悶えて
立てば芍薬座ってりゃ孤独
耳塞いだら六感を開け
誰も聞いちゃいないのに未だ不安で不安で喚いてしまうんだ

今更 今更
愚弄愚弄に湧く下郎耳障りなんだ 飛んでいけ
今更 今更
いろんな方法で踏みにじって それだけ全てなんでしょう?

今更 今更
甘やかして誑かして 虚になって死んでいく
今更 今更
隙間から覗くたくさんの目がこちらを見ている
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