RELOADING CITY

生ぬるい 風が吹く この季節が嫌いで
似合わない口紅を乗せて誰かになりすます
何気ない 冷めた視線 感じ取っては怯えて
四六時中 外さない仮面の下にいる君は

消えたいんでしょ
嘘が本当に変わってしまう前に

忘れないで 未来は 明日は いつだって建設中で
出鱈目なシナリオ 常に書き換わってく
どこにでも行けるよ 君が望んだ場所へ
リロード中の 街の隙間 すりぬけ羽ばたいてゆけ

あてもなく歩くほど 自分に期待はしていない
瞬く星 夜空のリズム 合わせ向かう先はコンビニ
素っ気ない直線同士 連なり形作られる
灰色の檻の中 虚しく満たされた君は

逃げたいんでしょ アスファルトに
色も名前も埋まってしまう前に

忘れないで 未来は 明日は いつだって建設中で
出鱈目なシナリオ 常に書き換わってく
どこにでも行けるよ 君が望んだ場所へ
開戦前夜 無音の銃声 かわして羽ばたいてゆけ

このまま二人 目は開けぬままで 無邪気な夢に騙してもらおか
このまま二人 散る花のように 四月の嘘に抱かれていようか
このまま二人 目は開けぬままで 無邪気な夢の隙間 すり抜け
羽ばたいてゆけ

忘れないで 未来は 明日は いつだって建設中で
出鱈目なシナリオ 常に書き換わってく
どこにでも行けるよ 君が望んだ場所へ
リロード中の 街の隙間 すりぬけ羽ばたいてゆけ
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