歓喜の歌

誰も何も信じられない 存在さえ消したがってる
そんなオレの困惑の中で 月は蛇の矢を放つ
オレはいま蹴とばしているよ
爪先から血が噴きだすほど
恥辱を閉じ込めてる扉を
歓喜よ 火花よ
美しき 神々の火花よ

あの時から希望は夜空に逃げ込んで黙りつづけた
悲しさから それとも恐怖から 無限の中で目を伏せていた
焼け焦がれた瓦礫にしがみつく
おまえの血で染められた誓いが
慈しみの雨に流されてく
歓喜よ 美しき火花よ
神々の 散らす火花よ
Wow この接吻を いま投げつけろ 群れなす旗に
Wow この歓喜を いま踏みつぶせ おまえの長靴で

見せかけの穏やかさに 偽りの輝き
苛立ちから それとも本能から おまえの目を見つめてた
引き裂かれた柩の割れ目から
おまえの声にならない叫びが
天使の合唱に変わってく

Wow どうしたらいいのさ おまえがいまそばにいるのに
Wow 何も出来やしない してやれない オレの歯がゆさを
Wow この接吻を いま投げつけろ 微笑む女神に
Wow この歓喜に いま杯をあげよう 割れたグラスで

La la~
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