君ははぐれている

さっき見た夢がもう懐かしい朝 猫は
自分を舐める 自分を舐める きっと きっと
窓から光が射す 朝刊が冷えている
温めてやれ 温めてやれ 早く

目を覚ましたのかい?
目を覚ましたのかい?
君ははぐれている はぐれている
人なのに何もわかっちゃいない

がたんと飛び上がるトーストに振り向いた
出来上がりさ 出来上がりさ きっと きっと
お隣のラジカセが得意気に鳴っている
壊してやれ 壊してやれ 早く

目を覚ましたのかい?
目を覚ましたのかい?
君ははぐれている はぐれている
人なのに何もわかっちゃいない

朝日を体に集めて猫は舐める 自分を舐める
君ははぐれている はぐれている
人なのに何もわかっちゃいない
人なのに何もわかっちゃいない
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