そばにいたい

明け方に君を 見送る窓辺で
ため息まじりに 零れた想いを 胸にしまう

「そばにいたい」
溢れ出すけど 上手く伝える 言葉をさがせない
話が尽きたなら君を 離す時だって 知っているのだけれど

週末に君を 誘う理由を
みつけられなくて 迎えた今日は 最後のウイークデイ

「そばにいたい」
溢れ出すけど 上手く電話の ダイヤル回せない
震える指先に君の 影を重ねるよ そっと祈るように

頬に触れる温もりが夢であっても
ただせめて やさしい口づけを

「そばにいたい」
溢れ出すけど 上手く伝える 言葉をさがせない
「そばにいたい」
そっと歌うよ 願いが叶うときを 映し出すように
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