ふたりになりたい

あの並木道を 曲ると
今夜ももうすぐ 終りね
お別れのなごりに 目を閉じていましょう
言いたい言葉も 忘れて
夜どうし 二人でいたいわ

夜風があるから 体に
貴方のぬくみが 拡がる
くちづけで二人を たしかめるひととき
あしたがあるのに 切ない
別れはいつまで 続くの

あなたが差し出す その手に
もう少し抱かれて いたいの
そんなこと言っては わがままになるわね
いつかは全てを まかせて
わたしもあなたに なりた
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