こよみ坂

お前は宝と 貴方が褒める
なんで取るのよ 私の科白
隣で支える その手がなけりゃ
知らずに終わった しあわせは
影踏みながら
一緒に歩いた こよみ坂

泣かせもしたなと 貴方が詫びる
いいえ私が 至らぬせいよ
いいことばかりの 人生ならば
どこかで解けた 絆糸
いろいろあった
想い出綴りの こよみ坂

懲りずに来るかと 貴方が笑う
当り前です 道連れだもの
昨日や今日では 味など出ない
月日が夫婦の 隠し味
手に手を取って
二人で越えたい こよみ坂
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