ある日青空を見上げて

窓を見ている 雨がほほを伝う
空を見ている 雲がこころ覆う
もう夢を見ることを 忘れていた
水晶宮には 太陽が輝かない

風景はモノクロームに 季節の風は機械仕掛け
ガス灯が 夜に揺れて わたしを見失う
流れる時間(とき)は 明日(あす)へとからみあう 赤い糸はデラシネ
人生は理不尽だけど 受け入れてしまえば 涙は止まる

青空を見上げて 少し微笑む
小さな喜びが こころを満たしてる でもひとりでいるのは辛い
青空を見上げて 空想しましょう
わたしのすべてを ああ抱きとめる 愛しい人を

青空を見上げて いつかひとりで
立ち上がる勇気を 少しだけ下さい また涙を流してもいい
青空を見上げて 空想しましょう
わたしのすべてを ああ抱きとめる 愛しい人
優しい手で わたしを抱いて
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