斜陽

感覚さえ無くして
だけどどうして
張り付いて剥がれないんだ
その表情壊して償ってよ

当たり前の様に此処に
紛れ込んでは存在していて
与え許しても膨らみ
まるで馬鹿らしく思えたんだ
そうだろ?

吐き出した言葉はその日濁っていて
誰も知らない話

埋まらない余白を
貴方を眺めても
変わらない
溺れてよ
退屈

当たり前の様に此処に
紛れ込んでは存在していて
与え許しても膨らみ
まるで馬鹿らしく思えたんだ
そうだろ?

はっきりと見えなくて
そのまま色の無い影を
ずっと追い続けてそれだけが
絶望する筈の傷跡を癒して

当たり前の様に此処に
紛れ込んでは存在していて
与え許しても膨らみ
まるで馬鹿らしく思えたんだ
そうだろ?

当たり前の様に
紛れ込んでは存在していて
与え許してみても
貴方はちっとも気づかない
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