ふたりのクロノスタシス

少し大きめの靴
隙間につめこんだ言葉
巡る日々のなかで止まるの
この時、瞬間

黙りこむのは何故?
自分でもおかしくて
蹴り上げた空がもう、水玉模様だ
急に笑いだす
遠回りでいいの
そう、わかってるの

風の通りみちよけて
水たまり踏むふたり
いつもそうだったかもね
雨上がりの午後
こんなふうにふざけあって
ずっとね
そう思えたら

さあ心のチケット
キミに預けてみたい
変われそうなわたし
流れてゆく街
目はもう、逸らさない
不確かな未来
いつか笑って手を振るの

かぎかっこ閉じる前
感情を伝えきれなくて
割り切れない数字
その向こうにあるよ、答えが
傷ついてもいいの
立ち止まることもあるけど
かかえたままで今、
もう一度ペダル踏むんだ…

そっと触れたいの、見せたいの
ほら、約束なんてしていなくても

さあ心のチケット
キミに預けてみたい
出会ったときのこと忘れないでいて
色褪せもともに
ふたりならハーモニー
離れてても重なるでしょ

どこからでも手を繋げる
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