最後のチャイムが鳴る
かけ足でくつ箱へ
夕暮れの日が射す校舎

帰り道 川沿いの
石ころを蹴飛ばして
いつまでも下向いたまま

陽だまりの歌 朝焼けの海
君にもらった宝物

ひぐらしの鳴く季節は
いつも君が迎えに来たよ

教室に吹き込んだ
風と居眠りすれば
少し焼けた君の夢見る

同じカタチの赤いハートは
繋がれたまま 消えてゆく

いつまでも君の隣り
ずっと続く夢見てた

言葉にはできないから
いつも君に笑いかけるよ

泡沫の恋 悲しみの蒼
揺れる想いを届けたい

ひぐらしの鳴く季節は
いつも君が迎えに来たよ

ひぐらしの鳴く季節は
いつも君の腕の中
いつも君の夢の中
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