合掌風の宿

ゆうべあなたの 夢みて泣いた
小雨そぼふる 夜明けごろ
別れていくとせ しあわせですか
一里すすんで 二里もどる
あなたのこころよ 美濃の郷
  
きっとあなたは 許してないわ
愛をおきざり したわたし
はなれてわかった 大事なひとと
つらい時には おもいだす
帰れぬなみだの 日暮れ駅
  
風の囃子か 祭りのころは
夢で千里の 道をゆく
ふるさと白川 合掌(てのひら)の宿
泣いて呼んでも もどれない
逢いたいあなたの 腕のなか
  
郡上のナー 八幡出てゆく時は
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