幸福を売る男

心に歌を投げかけ歩く
おいらは町のしあわせ売りよ
歩くごとに軽くほほを
なでて通る恋の風が
春も夏も秋冬も
歩く時はいつも
空は晴れて海青く
甘い恋のくちづけ

恋はつらい愛して泣いて
それが浮世などと言わず
おいらの唄を聴けばなおる
恋のうらみ お医者じゃないが
涙ぬぐい気を変えて
さあさ一緒にうたおう
空は晴れて海青く
心軽くうたおう

おやすくします
笑って暮らそう
泣いちゃいけない
楽しく暮らそう
みなさん方が笑ってくれて
楽しくなれば 何にもいらない

涙ぬぐい気を変えて
さあさ一緒にうたおう
空は晴れて海青く
心軽くうたおう

心に歌を投げかけ歩く
おいらは町のしあわせ売りよ
歩くごとにほほを軽く
なでて通る
恋の風よ……
×