なんでもない日におめでとう

窓に陽がきらきら
遅く起きた朝 屋に部
花を飾ろう 赤いバラを
なんの記念日にも ならない今日に
なんでもない今日に おめでとう つぶやいてみる

鼻歌らりらりら
あくびが止まったら ふらり
当ても決めずに 靴を履くよ
停車場で猫が バスを待つ午後
そろり近付けば しあわせな 顔で眠ってらあ

なんにも起きなけりゃ 忘れてくけど
なんでもない今日が 明日もまた 来ますように
風や青空や 道ゆく人の
笑いあう声が ささやかに今日を祝ってる
ささやかに今日を祝ってらあ
×