熄滅

轟く雷鳴は金切る叫び
腐りゆく身体で 気付いてと懇願する
沁みこむ黒い膿に溺れながら
恨めしく吐き出す 「嗚ァ――誰の所為だ」

壱 消えていく 空ろな祈り
壱 果てていく 泡沫の夢
眼を閉じ 恋焦がれた

堕落する曇天の未来

喘いだ声なき不平を隠さず
明瞭に曝して 応報だと晒うだけ
足掻いて救われるなら其れも良し
願い望む事は 「嗚ァ――安寧をば」

「朽ちて溶けるまま 逝き尽く悲惨
苦痛満ち亘る 明日など要らぬ
自由は この手の中」

独り言ちて世界は眠る

無数の命道連れ
択ぶは 熄滅
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