ある夜の出来事

くれなずむ白夜に恋は眠りを忘れ
夢かうつつかわからぬ思いで
抱いたあのひとよ
森のかげさまよい 青い泉で泳ぎ
白い裸のからだを合わせた
あれは夢なのか
今では たずねるすべさえないのか
白い夜のひと

想い出す時には いつもきこえる歌よ
それをたよりに何度かたずねた
だけどまた逢えぬ
時は過ぎうつろい またも白夜になって
なぜか心がときめく毎日
もしか逢えるかと
今では たずねるすべさえないのか
白い夜のひと
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