花、満ちるまで

どこかで今も 痛んだ 地上の花
うつろに天へ 望みを浮かべては
ららら… 想いをよせて

潤う大地は ゆっくり河となって
過去の過ちで 流した血とともに
注いでく 境目のない この海へ

取り返せない 命のように
緑の揺らぎや 恵みの雨が
誰かの支配で 奪われようと
この想いは終われない 満ちるまで

しなやかな風が 種をふわりと運び
青色に泳ぐ天を 吸い込んでは
弛まなく 根をはった 花は咲く

流れにまかせて 生まれかわる
緑の揺らぎや 恵みの雨が
誰かの都合で 奪われようと
嘆いたりはしないで 希望を抱いて

ららら… 想いをよせて 蘇る

流れにまかせて 生かされてる
緑の揺らぎに 誓った平和
誰かの支配で 奪われようと
この想いは終われない 忘れないで
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