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  • SAKANAMON
    永遠に続くものでは無いからこそ感謝を伝えられる今を大切に。
    永遠に続くものでは無いからこそ感謝を伝えられる今を大切に。

    SAKANAMON

    永遠に続くものでは無いからこそ感謝を伝えられる今を大切に。

     2022年10月26日“SAKANAMON”がフルアルバム『HAKKOH』をリリース!今年11月で結成15周年を迎えるSAKANAMON。同アルバムは「発光」をテーマに、15周年経った今でも自らが輝き続ける「発光」と、続け末長く愛される「発酵」の意味が込められております。初回限定盤は、今回のタイトルをテーマに蓄光を施した暗闇などで光る特殊仕様となり、収録曲は15周年にちなんで全15曲を収録する豪華な内容に。    さて、今日のうたコラムではそんな“SAKANAMON”の藤森元生による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回。今作の収録曲「 ふれあい 」にまつわるお話です。ずっとひとりでいることを好んでいた彼に、最近訪れた変化とは…。15周年を迎えた今、伝えたい想いを改めて綴っていただきました。歌詞と併せて、受け取ってください。 「 ふれあい 」と言う曲は元々「 ディスタンス 」という曲を作っている時に一緒に生まれました。「触れる事」と「離れる事」をタイトルにした双子の兄弟です。   そんな双子の弟「ふれあい」についてお話しします。   僕は昔から1人でいる事が好きでした。   「人を好きになる事、人に好かれる事」の嬉しさよりも「人を嫌う事、人に嫌われる事」の方が辛かったからです。僕と関わらなければ誰も傷付かないし僕も傷付かない。「皆幸せ!何て安心感だ!」って思っていました。   だけどここ最近。 1人でいる時に寂しさを感じる事が増えました。 「寂しい。」「誰かと話したい。」 そのせいと言うかお陰と言うのか、近所の居酒屋やスナックによく一人で通うようになりました。   近所で暮らしているサラリーマンやOL、人生の先輩方と気さくに話しながら皆さんのカラオケを聴きながら飲むのがとても楽しいのです。   人との関わりに恐怖を感じなくなったのは僕を取り巻く環境のお陰だと思います。   皆優しいです。 メンバーもチームもスタッフもお客さんも友達もご近所さんも家族も。   勿論優しい皆さんが僕という迷惑をこうむっているとは思いますが、、、。   本当に僕は恵まれていると思います。   心に余裕が出来ると視野が広がります。 視野が広がると人の良い所を見付ける事が出来ます。 それで関心、感謝の連続です。   配信シングル「ディスタンス」からの2年間、コロナを通って培った人生経験と恵まれた人間関係が今この年になってようやく僕に実を付けたのか、人との「ふれあい」を好きになる事が出来ました。   昔だったら綺麗事だと思う様な感謝の言葉が今は恥ずかしさを帯びません。僕自身の中でそれが本心だと自信を持つ事が出来る様になったからです。   永遠に続くものでは無いからこそ感謝を伝えられる今を大切に、でも感謝感謝ばっか言う面白くない人間にならない様に、音で伝えられる様に、慢心を抱かず、深い事は考え過ぎない様に、音楽を楽しんでいけたらと思います。   僕等はまだまだ15周年です。 ありがとう。ごめんなさい。 これからもよろしくお願いします。 <SAKANAMON・藤森元生> ◆紹介曲「 ふれあい 」 作詞:藤森元生 作曲:藤森元生 ◆フルアルバム『HAKKOH』 2022年10月26日発売   <収録曲> 01.発光  02.MAD BALLER  03.JUNK IN MY HEAD  04.ふれあい(prelude)   05.つつうららか   06.1988feat.たかはしほのか(リーガルリリー)  07.ディスタンス(HAKKOHVer.)  08.南の島のハメハメハ大王  09.幸せな生活  10.FEST  11.ベクトル  12.裏鬼門の羊   13.ZITABATA(サカなもん Ver.)  14.妄想 DRIVER(2022 Ver.)  15.ふれあい

    2022/11/01

  • SAKANAMON
    選ばれなかった羊。
    選ばれなかった羊。

    SAKANAMON

    選ばれなかった羊。

     2022年10月26日“SAKANAMON”がフルアルバム『HAKKOH』をリリース!今年11月で結成15周年を迎えるSAKANAMON。同アルバムは「発光」をテーマに、15周年経った今でも自らが輝き続ける「発光」と、続け末長く愛される「発酵」の意味が込められております。初回限定盤は、今回のタイトルをテーマに蓄光を施した暗闇などで光る特殊仕様となり、収録曲は15周年にちなんで全15曲を収録する豪華な内容に。    さて、今日のうたコラムではそんな“SAKANAMON”の藤森元生による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 裏鬼門の羊 」のお話です。気になるタイトルの由来に紐づいているのは、昔話「桃太郎」の豆知識…! ぜひ楽曲と併せて、エッセイをお楽しみください。 皆さんは「鬼門」と言うものをご存知でしょうか。 物件探しの際に気にする人もいますよね?   方角、方位で言う北東の事であり、鬼の入り口、縁起の悪い方角とされています。   そして逆側の南西が鬼の出口、「裏鬼門」と呼ばれています。こちらも鬼の通り道なので縁起が悪いとされています。   それを踏まえてもらった上で急に昔話「桃太郎」の豆知識を語らせてもらいます。   何故、桃太郎のお供は猿、犬、雉だったのか、有力な説が干支との関係性です。   干支には方角、方位があり鬼門の位置を照らし合わせた場合、北東は牛と虎の間になります。   なので鬼は牛の角があり、虎柄のパンツを履いた姿でよく描かれていますね。   そして裏鬼門側の南西は猿と羊の間になります。   つまり鬼(丑寅)の方角の逆サイドにいる裏鬼門(未申)から時計回りで猿、鳥、犬、が鬼退治に適していると考えられ、お供としてあてがわれたとされているのです。   ここで皆さんお気付きの通り、「あれ?羊は??」   本来、鬼と真逆の性質を持つ羊と猿、何故羊は省かれたのか。   諸説ありますが、そもそも干支という文化は古代中国から日本へ入ってきたものだったので、桃太郎のお話が作られた頃まだ日本に羊がいなかったという説が有力です。あと角があり鬼を連想するから、とも言われています。   斯くして猿は裏鬼門の門番とされ、鬼を退治する生き物として言い伝えられていますが、羊には一切スポットライトが当たる事が無かったのでした。   選ばれなかった羊。可哀想な羊。   そんな羊がもし桃太郎の世界に実在していたとしたら。 鬼退治に参加していたとしたら。   そんな世界を想像して作ったのがこの曲です。   この曲を書こうと思った経緯は自分でも本当に分かりません。別に風水とかに興味がある訳でもありません。降りて来たのだからしょうがないのです。   言葉で伝えた方が分かりやすいと 思った事を書かせてもらいました。 自由に羊の行末を想像してあげて下さい。 そして可愛がってあげて下さい。 <SAKANAMON・藤森元生> ◆紹介曲「 裏鬼門の羊 」 作詞:藤森元生 作曲:藤森元生 ◆フルアルバム『HAKKOH』 2022年10月26日発売   <収録曲> 01.発光  02.MAD BALLER  03.JUNK IN MY HEAD  04.ふれあい(prelude)   05.つつうららか   06.1988feat.たかはしほのか(リーガルリリー)  07.ディスタンス(HAKKOHVer.)  08.南の島のハメハメハ大王  09.幸せな生活  10.FEST  11.ベクトル  12.裏鬼門の羊   13.ZITABATA(サカなもん Ver.)  14.妄想 DRIVER(2022 Ver.)  15.ふれあい

    2022/10/28

  • SAKANAMON
    だから僕はランニングを始める事にしました。
    だから僕はランニングを始める事にしました。

    SAKANAMON

    だから僕はランニングを始める事にしました。

     2022年10月26日“SAKANAMON”がフルアルバム『HAKKOH』をリリース!今年11月で結成15周年を迎えるSAKANAMON。同アルバムは「発光」をテーマに、15周年経った今でも自らが輝き続ける「発光」と、続け末長く愛される「発酵」の意味が込められております。初回限定盤は、今回のタイトルをテーマに蓄光を施した暗闇などで光る特殊仕様となり、収録曲は15周年にちなんで全15曲を収録する豪華な内容に。    さて、今日のうたコラムではそんな“SAKANAMON”の藤森元生による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「MAD BALLER」に通ずるお話。彼がランニングを始めて実感したこととは。そして、その実感がどのように今作『HAKKOH』に繋がったのか…。ぜひ、アルバムと併せてエッセイをお楽しみください。   毎日酒が抜けなくて気持ち悪くて。 それでも馬鹿丸出しで飲んでしまって。 大袈裟ですが死を意識するほど体調がよくありませんでした。   そんな去年の12月。   デビュー当時の楽曲を収録順に再現するという地獄の様なライブが3ヶ月後に控えていました。   後先考えずにフィジカルだけで曲を作っていたあの頃の楽曲を2時間歌い続ける自信がありませんでした。   だから僕はランニングを始める事にしました。 心肺持久力を高め、かつ健康を取り戻す為です。   痛風とお腹が下りやすいのを言い訳に手を出していなかったのですが勇気を出して走り始めました。   そしたら陸上部だった中学校時代の筋肉が長い眠りから目覚め、体が喜んでいるのを感じました。気持ち良い! 当時は大嫌いだったランニング。人と競わないで好きなペースで走る事がこんなに楽しいとは思いませんでした。まるで人生です。   辛さ、楽しさ、コース、ペース、目標、そして達成感という人生において重要な要素全てを手軽かつシンプルに感じる事が出来るんです。   少しずつ体調が良くなって、少しずつ疲れ辛くなって、結果心配していたライブもなんとか乗り越える事が出来ました。   それ以降「小さな努力を積み重ねる事」がとても好きになりました。   今回のアルバムの制作にあたって目標としたのは収録曲数15曲。 今作の楽曲制作は今までで1番苦しみました。 チームは「15曲じゃなくて良い」と優しく手を差し伸べてくれますが僕は意地とプライドで勝手に一人で苦しんでいました。 でも楽しいんです。どんどんアルバムが理想の形になっていくのが嬉しくて、でも間に合うかどうかがずっとプレッシャーで。   この作品を作り上げた時の感動は稀にみる貴重な達成感でした。   人は皆報われる事を望みます。   僕は 前回のコラム で   「努力は無駄にはならない。でも報われるとは限らない。」   と言いましたがここに書き足します。   「それでも努力を惜しまない。」   SAKANAMON結成15周年。 これからも大事に磨き続けて行こうと思います。 綺麗な光を放ちますように。 <SAKANAMON・藤森元生>   ◆フルアルバム『HAKKOH』 2022年10月26日発売   <収録曲> 01.発光  02.MAD BALLER  03.JUNK IN MY HEAD  04.ふれあい(prelude)   05.つつうららか   06.1988feat.たかはしほのか(リーガルリリー)  07.ディスタンス(HAKKOHVer.)  08.南の島のハメハメハ大王  09.幸せな生活  10.FEST  11.ベクトル  12.裏鬼門の羊   13.ZITABATA(サカなもん Ver.)  14.妄想 DRIVER(2022 Ver.)  15.ふれあい

    2022/10/18

  • SAKANAMON
    僕を救ってくれたのはいつも「言葉」と「音楽」でした。
    僕を救ってくれたのはいつも「言葉」と「音楽」でした。

    SAKANAMON

    僕を救ってくれたのはいつも「言葉」と「音楽」でした。

     2021年4月14日に“SAKANAMON”がConcept Mini Album『ことばとおんがく』をリリースしました。今作には、ネクライトーキー・もっさ(Vo&Gt.)が藤森元生との掛け合いで歌唱参加した「かっぽじれーしょん」やNHK みんなのうたに書き下ろした「丘シカ地下イカ坂」など、全8曲が収録。コンセプトである“言葉遊び”と“音楽”を堪能できる1枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SAKANAMON”の藤森元生による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその最終回。綴っていただいたのは、今作『ことばとおんがく』に通ずるお話です。第1弾では、幼少時代から中学時代までを。第2弾ではバンドを始めた、高校3年間を。そして最終回では、高校を卒業し、SAKANAMONを続けている今に至るまでの軌跡を明かしてくださいました。是非、楽曲と併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ最終回:『ことばとおんがく』(後編)~ 高校を無事卒業。東京へ行きます。 完全なる他人が蠢く密集地帯、東京。 人見知りの僕には怖すぎる街です。 音響の専門学校に入るのですが 相変わらずクラスの同級生とは ほぼ会話をしませんでした。 自分からは絶対に話しかけない。 もし話しかけられても頭の中で言葉を噛み砕き、 掻い摘んで喋る事を心掛けました。 自分という人間を理解されるのが怖くて。 いかにボロを出さないかが大事だったんです。 何がしたくて東京来たんだよって話ですよね。 本当は東京でバンドをやりたかったんです。 もっと沢山の人達と音楽の交流がしたかった。 なのに僕はバンドメンバーとの人間関係が嫌になって 上京を目の前にバンドを解散してしまったんです。 バンドメンバーと 「音を楽しむ」事が出来てない奴等が 人に音楽を届けようしてるのは根本的に駄目。 絶望的な矛盾だと思ったんです。 「これからは一人でこっそり音楽しよう。」 そう思った僕は 専門学校卒業したらさっさと地元に帰って ニートぶちかましてやろうと思ってました。 ところが、そんな僕に勇敢にも話しかけてくる 好奇心旺盛な同級生がいたんです。 一人は僕を遊びのバンドに誘ってくれて、 もう一度バンドの楽しさを 思い出させてくれた「Tくん」。 もう一人は森野さんをベースに誘う際に仲介、 通訳をしてくれた「Sさん」。 僕は彼等のおかげで 一番苦手としていた「会話による人間関係」を確立! バンド活動再始動。東京に残る事を決意。 こうしてSAKANAMONを続けている今があるのでした。 僕を救ってくれたのは いつも「言葉」と「音楽」でした。 その互いにある特性を 融合させる事でしか生まれない芸術表現が 「歌」にはあると思っています。 僕はこれからも歌を作り続けます。 歌による伝達手段の可能性を 紡ぎ、突き詰めていきたいです。 今回の『ことばとおんがく』という作品は その大きな足掛かりになったと思っています。 興味を持ってくれた方は是非聴いてみて下さい! <SAKANAMON・藤森元生> ◆Concept Mini Album『ことばとおんがく』 2021年4月14日発売 初回限定盤(CD+DLカード) TLTO-30 ¥2,700(税込) 通常盤(CDのみ) TLTO-31 ¥1,800(税込) <収録曲> 1.ことばとおんがく 2.かっぽじれーしょん feat.もっさ(ネクライトーキー) 3.鬼(Album ver.) 4.レ点 feat.仁井 聡子(FM802 DJ) 5.丘シカ地下イカ坂 6.いろはうた 7.OTOTOTOTONOO 8.PACE

    2021/04/27

  • SAKANAMON
    言葉での対話よりも音での対話に専念した3年間。
    言葉での対話よりも音での対話に専念した3年間。

    SAKANAMON

    言葉での対話よりも音での対話に専念した3年間。

     2021年4月14日に“SAKANAMON”がConcept Mini Album『ことばとおんがく』をリリースしました。今作には、ネクライトーキー・もっさ(Vo&Gt.)が藤森元生との掛け合いで歌唱参加した「かっぽじれーしょん」やNHK みんなのうたに書き下ろした「丘シカ地下イカ坂」など、全8曲が収録。コンセプトである“言葉遊び”と“音楽”を堪能できる1枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SAKANAMON”の藤森元生による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第2弾。綴っていただいたのは、今作『ことばとおんがく』に通ずるお話です。第1弾では、幼少時代から中学時代までを明かしていただきましたが、第2弾は自意識過剰を拗らせつつも、一方で“バンド”を始めた、高校3年間について。是非、楽曲と併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第2弾:『ことばとおんがく』(中編)~ 15才。 大学に進学する気どころか、就職する気すらなかった。高校にも行きたくなかったのですが、親に「頼むから行ってくれ」と言われたので「お金の無駄になるだろうけど、良いのね?知らないよ?」といった感じで、僕は普通科目が少ない事を理由に、美術を専攻する私立の高校に入りました。 思春期真っ盛り。僕は持ち前の自意識過剰を拗らせ、女子とは話さなくなりました。 話したとしても「はい」と「いいえ」のみの会話。敬語。僕は女子に話しかけられたくないし、女子も僕に話しかけたくない。両思いが成立。みるみる喋る事が下手になっていきました。 結果、皆から「あの人は何を考えてるか分からない」という個性を与えられます。でも「謎めいてて格好良いな」という中二的思考で自分を鼓舞し、全く直そうとは思わないのです。 このような感じで数少ない友達とぼんやり、学生生活を送るのでした。 一方で僕は中学時代の友達とバンドを始めました。学校から帰って夜中までバンド練習。週5日で練習もザラ。ストイックというより他にする事がないのです。 当時、僕の歌には具体的なメッセージがありませんでした。でも歌いたい、表現したい、褒められたい、そんな気持ちだけだけどとにかく伝えたい。なんだかよく分からない事を歌っていました。 そんな音楽でも、表現を共にしてくれる仲間と場所と時間がある事が、どれだけ自分に存在意義を与えてくれたことか。幸せでした。 ライブしてもお客さんは全然呼べず、ほぼ聴いてくれる人は対バンしてくれる先輩方だけだった。それでも、褒めてくれたりアドバイスしてくれたり、表現と意見をぶつけ合える環境に僕はときめいていました。 こうして言葉での対話よりも音での対話に専念した3年間。甘酸っぱさゼロ。童貞臭い糞餓鬼は、おっさんとタバコと酒の臭いが立ち込めるライブ尽くしの青春を終えるのでした。 上京します。 <SAKANAMON・藤森元生> ◆Concept Mini Album『ことばとおんがく』 2021年4月14日発売 初回限定盤(CD+DLカード) TLTO-30 ¥2,700(税込) 通常盤(CDのみ) TLTO-31 ¥1,800(税込) <収録曲> 1.ことばとおんがく 2.かっぽじれーしょん feat.もっさ(ネクライトーキー) 3.鬼(Album ver.) 4.レ点 feat.仁井 聡子(FM802 DJ) 5.丘シカ地下イカ坂 6.いろはうた 7.OTOTOTOTONOO 8.PACE

    2021/04/20

  • SAKANAMON
    努力は無駄にはならないが、報われるとも限らないのです。
    努力は無駄にはならないが、報われるとも限らないのです。

    SAKANAMON

    努力は無駄にはならないが、報われるとも限らないのです。

     2021年4月14日に“SAKANAMON”がConcept Mini Album『ことばとおんがく』をリリースしました。今作には、ネクライトーキー・もっさ(Vo&Gt.)が藤森元生との掛け合いで歌唱参加した「かっぽじれーしょん」やNHK みんなのうたに書き下ろした「丘シカ地下イカ坂」など、全8曲が収録。コンセプトである“言葉遊び”と“音楽”を堪能できる1枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SAKANAMON”の藤森元生による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、今作『ことばとおんがく』に通ずるお話。“ことば”が苦手だった幼少時代、そして、とあることを感じた中学時代。自身の軌跡を遡って明かしてくださいました。是非、楽曲と併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第1弾:『ことばとおんがく』(前編)~ 親の話によると、僕は小学一年生に上がる頃になっても滑舌が悪く、上手に言葉を話せなかったらしくて心配したそうです。僕の「ニュアンスが伝われば良い」という漠然としたコミュニケーション方法は当時から培われていたようです。 勉強が出来ない、運動も出来ない、でも努力をしない。僕の小学校生活に必要な能力ステータスは最悪でした。そのくせ自己顕示欲だけは人一倍強いからタチが悪い。 入学当初、名前がゲンキだから「僕元気でしょ?ゲンキ元気!」という持ちネタ一本で存在アピールして頑張っていました。健気でしょ? そんな僕にも好きな授業が出来ました。「図工」です。 皆が僕の作品を見て評価してくれる。解釈してくれる。この行為が、話す事よりも簡単に自分を「表現」して人とコミュニケーション出来る事に気付いたんです。 図工では、人と違う事をするのが悪い事では無く、寧ろ良しとされる。勉強や運動のように人と競わないし争わない。自由で平和で答えの無い世界。 僕は「物を作る事」に魅了され、アイデンティティーになっていきました。 中学校に上がると「歩くのが早いから陸上部に入りなさい」と親に勧められ陸上部に入ります。運動会の徒競走でずっとビリだった僕は、当然陸上部内でも一番遅かったです。 僕は運動会が嫌いです。徒競走が大嫌いです。無理矢理競わされ、沢山の町内の人達の前でビリの自分を晒し者にされ、親に励まされ、豪華なお弁当を惨めに食べるんです。最悪だ!! そんな自分の思い出を払拭すべく、3年間修行の様な辛~い部活動に耐え抜きます。そして3年目の運動会200m走、僕の努力の集大成の日。5人で競います。1位になるぞ! 結果、1位にはなれませんでした。2位。でも、生涯で初めての2位でした。 1位はバスケ部の爽やかTくん。たまに体育館周りをジョギングしてる程度の癖に1位。でもTくんは小学校時代から足早かったから、生まれ持った運動神経、才能です。 この時「報われる努力」と「報われない努力」がある事を同時に学びました。 努力は無駄にはならないが、報われるとも限らないのです。 僕はより一層、競う事から逃げる生活を送り始めるのでした。 <SAKANAMON・藤森元生> ◆Concept Mini Album『ことばとおんがく』 2021年4月14日発売 初回限定盤(CD+DLカード) TLTO-30 ¥2,700(税込) 通常盤(CDのみ) TLTO-31 ¥1,800(税込) <収録曲> 1.ことばとおんがく 2.かっぽじれーしょん feat.もっさ(ネクライトーキー) 3.鬼(Album ver.) 4.レ点 feat.仁井 聡子(FM802 DJ) 5.丘シカ地下イカ坂 6.いろはうた 7.OTOTOTOTONOO 8.PACE

    2021/04/15

  • SAKANAMON
    手紙を書く時、最も大切なメッセージは“追伸”へ…?
    手紙を書く時、最も大切なメッセージは“追伸”へ…?

    SAKANAMON

    手紙を書く時、最も大切なメッセージは“追伸”へ…?

     SAKANAMONが4月20日に約1年ぶりのフルアルバム『HOT ATE』をリリースしました!“聴く人の生活の肴になるような音楽を作りたい”という想いから生まれた3ピースバンドSAKANAMON。そんな彼らの4枚目のアルバムには、タワレコ限定盤として昨年12月に発売され即完売となった幻のシングル「PLAYER PRAYER」に加え、新曲11曲を合わせた全12曲を収録。重圧なビートが高揚感を煽る「UTAGE」を始め、すでにライブでも披露されている「アイデアル」など、おいしい名曲がギュッーと詰まった作品となっております。 “どうでも良いんだけど 本当にどうでも良いんだけど 明日が雨なら 当てを買い僕の家に来て 夜が明けるまで与太話をしよう 何はともあれお喋りでもしよう” 「追伸」/SAKANAMON  ニューアルバムのラストを飾るのは<どうでも良いんだけど>というフレーズで始まるこの曲。最後に収録されていることから、まさに今作の「追伸」のような役割をしているのでしょうか。そもそも“追伸”とは手紙などの最後に付け加える形で足された文章のこと。プラスαの言葉、おまけの一言のような役割を果たしますよね。でも、人は文章の「最初」と「最後」が最も頭に残るそうなんです。<終わりよければすべて良し>という言葉もありますが、もしかしたら最後のこの“追伸”にこそ、一番伝えたいメッセージを込めるべきなのかもしれませんね…! “追伸  あなたと過ごしたこと 出鱈目に偽物とは言えやしないよ” 「革命アカツキ」/Goodbye holiday “追伸 この手紙 読んでるアナタは 少しは自分を 好きになれたかい?” 「ラブレター」/吉田山田 “追伸 背負っても潰されないのは、 今日も貴方が生きていると信じていて、 疑わずにいるからなんだよ。(ほんの些細な理由)  どうかお元気で…。” 「手紙」/東京事変  実際に、歌詞でも<追伸>のあとに綴られている言葉は、1曲の中でもっとも胸に刺さるフレーズであることが多いですね。尚、SAKANAMONの「追伸」は<君と一緒で良かったって思うんだ 僕は唯 理由を付けて 君と何処かで繋がってたいんだ 同じ何かで繋がってたいんだ>というフレーズで幕を閉じます。<どうでも良いんだけど>という前置きで始まった歌ですが、その中に込められているのはとてもとても大切なメッセージですね。みなさんも、手紙を書くときには是非この“追伸”を大切にしてみてください! ◆4th Album 「HOT ATE」 2016年4月20日発売 完全生産限定盤(CD+DVD) VIZL-958 ¥3,600+tax 通常盤(CD) VICL-64566 ¥2,800+tax <収録曲> 1. UTAGE 2. ばかたれ 3. お祭りランドスケープ 4. UMA 5. アイデアル 6. アステリズム 7. A 8. HOT AGE 9. ラストボス 10. スティッキーフィンガー 11. PLAYER PRAYER 12. 追伸

    2016/04/24

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