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  • 黒木渚
    体温を測るように愛を測れたら、恋愛はどれほど楽になるだろう。
    体温を測るように愛を測れたら、恋愛はどれほど楽になるだろう。

    黒木渚

    体温を測るように愛を測れたら、恋愛はどれほど楽になるだろう。

     2022年6月15日に“黒木渚”が新曲「さかさまの雨」を配信リリースしました。今作は、ファンの数々の報われない恋エピソードを黒木渚自身が聞き、制作。ジャケット写真の唇もファンの中からモデルが募集され、撮影されました。また同日には、4月に発売されたベストアルバムと同タイトルの長編小説『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』が刊行!ぜひ、併せてチェックしてみてください。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“黒木渚”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作「 さかさまの雨 」にまつわるお話です。愛は測れないからこそ、バランスを崩し、あがいてもがくけれど…。報われない恋をしているすべてのひとへ、この歌詞とエッセイが届きますように。 体温を測るように愛を測れたら、恋愛はどれほど楽になるだろう。   あなたから私への愛情と、私からあなたへの愛情を数値化して、きちんと平等に愛し合う。釣り合わないときにはちょっと調整したりしながら。   愛などという不明瞭で気障なものに我々がどれほど振り回されて生きていることか。抽象的だからこそ美しいという意見もあるだろう。けれど、往々にして世は悲しい恋愛に溢れている。   もらえる愛と与える愛のバランスが崩れたとき、ひたひたと不穏な影が寄り添ってくるのを感じるだろう。言いようのない不安と、焦り。どこかに挽回のチャンスはないかと不必要な世話を焼いたり、感情的になったり、ヤケクソになって他の人と寝てみたりする。   でもあなたは知っている。もう何をしたって取り戻せないということを。あがけばあがくほど恋人は遠ざかってゆく。   そんな報われない恋をしている子達の代わりに泣いてあげたいと思った。恋人にすがりついて、大声で泣けない子達。暴発しそうな悲しみを押し殺して、「物分かりのいい女・男」でいなければならない辛さは理解できる。   「 さかさまの雨 」の歌詞は、ファンから集めた膨大な恋愛話から私が抽出した最も普遍的であり個人的なアンハッピーエンドだ。   人を愛する自由があるように、人を愛さない自由だってある。そのうえで傷ついてでも愛することを選んだ美しい人々のために。 <黒木渚> ◆紹介曲「 さかさまの雨 」 作詞:黒木渚 作曲:黒木渚 <ライブ情報> 黒木渚 ONEMAN LIVE 2022「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」~100周年記念ワンマン~   7月08日(金)【東京】国際フォーラム ホールC 18:00 open / 19:00 start / ¥6,500   7月10日(日)【福岡】DRUM LOGOS 1公演目…15:30 open / 16:00 start / ¥5,500+1 drink order 2公演目…19:00 open / 19:30 start / ¥5,500+1 drink order   チケット一般発売中 https://eplus.jp/kurokinagisa2022/  

    2022/07/04

  • 黒木渚
    予測不能な人生に常に翻弄されながら必死に生きている女。
    予測不能な人生に常に翻弄されながら必死に生きている女。

    黒木渚

    予測不能な人生に常に翻弄されながら必死に生きている女。

     2022年4月20日に“黒木渚”が、デビュー10周年を記念したベストアルバム『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』をリリースしました。「あたしの心臓あげる」「虎視眈々と淡々と」「ふざけんな世界、ふざけろよ」など、これまでにリリースされた作品の表題曲や人気曲、さらに「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」「ロマン」など新録3曲を含む全23曲が収録。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“黒木渚”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。今回は【後編】です。ベストアルバムのタイトルでもある、表題曲「 予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる 」に通ずるお話。周りからのイメージとはかけ離れている、自身の生き方、人生の進み方とは…。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 「あ、日本にいるの」   久しぶりに連絡を寄越した友人からよく言われる言葉。   私がいつ海外に行くと言っただろう? 海外に住んだ経験もなければ、旅行で数回行ったことがある程度なのに。   友人に言わせれば「渚が同じ場所にいる方がびっくり」なのだそうで、とにかく私の人生というのは予測不能らしい。   例えば私が電話越しに「今、エジプトのラクダの上にいるよ」とか「画家になって無人島で暮らしてるよ」と言ったってちっとも驚かないらしい。 いや、私が驚くわそんなもん。   このように、世間様が見る私のイメージと実像というのは結構かけ離れている。   周囲の人からすれば、私は人生の手綱を縦横無尽に操って行きたい場所へ旅を続けているような超元気な人間に見えているのかもしれない。   だが、正しくは「予測不能な人生に常に翻弄されながら必死に生きている女」だ。暴れ馬の背中にしがみついて、どうにか振り落とされないように頑張っているという感じ。   運命を自分でコントロールできた試しはなく(常に抗ってはいます)、いつもなされるがまま。予想通りの結果が出たこともない。   暴力的な振り幅の人生を諦めずにやってこられたのは、私に多少のカオス耐性があったことと、後はある種の「なんでもいいですよ」感。   濁流に飲まれて知らない場所へ流されていたとして、泳ぐこともままならないし水はいっぱい飲んじゃうしああやばいやばい、と思っていたところに一枚の板が浮かんでいたとする。   運良くそれに捕まってよじ登り、筏のように乗ることができたその瞬間「ふう~良かったあ」と安堵するタイプの人間なのだ。   ピンチなのは変わりないし、問題は何も解決していないくせに、その一瞬のほっこりをマジでほっこりできるというのが、私の特性なのだと思う。要するに少しアホなのだ。   そういう風にしか暮らせないし、そんな状態だから10年も音楽家や小説家をやってこられたのかもしれない。   私が面白いのではなく、世界が面白いのだ。めちゃくちゃじゃなかったことなんて一度もない。一瞬の凪のようなもの以外は全部混沌としている。私はそんな渦巻きをホゲーっと眺めては歌にしたり小説にしたりしてきた。   先のことはあまり考えたことがない。ただ漠然と「良い感じ」の印象を未来に抱いているだけだ。   恐怖心は人並み、いやそれ以上にあるかもしれない。結構臆病な性格だと思う。けれど、いつも余裕がないので深く考える前に運命に押し出されてしまうのだ。おっとっとっとと足を着いて、またおっとっとっと、と言う感じで前に進む。   危なっかしいけれど、前進していればそれで良いか。   明日には何が起こるかわからないけど、それでも私はありがたく黒木渚をやらせてもらおうと思う。またね。 <黒木渚> ◆紹介曲「 予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる 」 作詞:黒木渚 作曲:黒木渚 ◆ベストアルバム 『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』 2022年4月20日発売 <収録曲> DISC 1 1. 予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる 2. あたしの心臓あげる 3. カルデラ 4. 骨 5. はさみ 6. 革命 7. 虎視眈々と淡々と 8. 君が私をダメにする 9. 大予言 10. アーモンド 11. 原点怪奇 12. ふざけんな世界、ふざけろよ 13. 灯台   DISC 2 1. 解放区への旅 2. 火の鳥 3. 美しい滅びかた 4. 檸檬の棘 5. ダ・カーポ 6. 竹 7. 死に損ないのパレード 8. 心がイエスと言ったなら 9. ロマン 10. V.I.P.

    2022/04/26

  • 黒木渚
    私は確かに今、ロマンを生きている。
    私は確かに今、ロマンを生きている。

    黒木渚

    私は確かに今、ロマンを生きている。

     2022年4月20日に“黒木渚”が、デビュー10周年を記念したベストアルバム『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』をリリースしました。「あたしの心臓あげる」「虎視眈々と淡々と」「ふざけんな世界、ふざけろよ」など、これまでにリリースされた作品の表題曲や人気曲、さらに「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」「ロマン」など新録3曲を含む全23曲が収録。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“黒木渚”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。今回は【前編】です。綴っていただいたのは、今作に収録される新曲「 ロマン 」にまつわるお話。5年の月日を経て、新しく生まれ変わった歌声で放たれるこの曲。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 五年前に一度レコーディングが終わっていたロマン。   当時、咽頭ジストニアの症状が激しく出ていたため、レコーディングには苦労した記憶がある。   ボーカルブースにヨガマットを持ち込み、一行歌い終えるたびに体を解し、またマイクに向かう。思い通りにならない喉の筋肉がもどかしく、力技で高音をひねり出していたあの日。出来上がったボーカルデータは、ツギハギだらけの粗末な仕上がりだった。これを完成と呼ぶことは出来ない。   演奏してくれたミュージシャン達やプロデューサーの本間さん、会社のスタッフに、どうかリリースを伸ばして欲しいとお願いした。こんなに苦しい歌声は「ロマン」とは対極にある。そう感じていた。   いつ戻るのかわからない声を待ちぼうけて五年。 私は待つのを辞めた。新しい声を自分から迎えにいこう。   カタツムリのような緩慢なスピードで回復する喉との付き合い方を模索し続けたこの五年間の答えが出そうな気がした。   自宅にボーカルマイクを立て、五年前の演奏データを開く。冷凍保存されていた音が、私の周りで再び息をしはじめた。   ロマン。 私は確かに今、ロマンを生きている。 音楽というロマン、創作というロマン、人生というロマン、黒木渚というロマンを。   新しく生まれ変わった私の声は、水彩画の平筆みたいに豊かな倍音でバラードを歌う。ロマンを歌うのにふさわしい声だと思った。   ロマンを抱えて生きている 叶え難いものへの恋のような ロマンを抱えて生きている 取りこぼしたものへの未練のような   ロマンには、いつも欠けた場所がある。だからこそ私たちはそれを追うのをやめられない。あとちょっと、あとちょっとと手を伸ばし、届いたと思ったらまた新しいロマンを見つけてしまう。   ロマンとは欠落のことを言うのかも知れない。 <黒木渚> ◆紹介曲「 ロマン 」 作詞:黒木渚 作曲:黒木渚 ◆ベストアルバム 『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』 2022年4月20日発売 <収録曲> DISC 1 1. 予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる 2. あたしの心臓あげる 3. カルデラ 4. 骨 5. はさみ 6. 革命 7. 虎視眈々と淡々と 8. 君が私をダメにする 9. 大予言 10. アーモンド 11. 原点怪奇 12. ふざけんな世界、ふざけろよ 13. 灯台   DISC 2 1. 解放区への旅 2. 火の鳥 3. 美しい滅びかた 4. 檸檬の棘 5. ダ・カーポ 6. 竹 7. 死に損ないのパレード 8. 心がイエスと言ったなら 9. ロマン 10. V.I.P.

    2022/04/20

  • 黒木渚
    全部捨てて音楽に身を捧げろと、他でもない私自身が叫んでいた。
    全部捨てて音楽に身を捧げろと、他でもない私自身が叫んでいた。

    黒木渚

    全部捨てて音楽に身を捧げろと、他でもない私自身が叫んでいた。

     2021年7月7日に“黒木渚”がNew Full Album『死に損ないのパレード』をリリースしました。今作には、昨年から今年にかけて配信された「ダ・カーポ」「竹」や、ツアーメンバーと即興でリアレンジした「あたしの心臓あげる(midnight ver.)」など全8曲が収録。何度だってくたばってまた立ち上がる、黒木渚が贈る生命賛歌を受け取ってください。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“黒木渚”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作の収録曲「 心がイエスと言ったなら 」に通ずるお話です。かつて、音楽で生きてゆきたい気持ちと安定志向との狭間で戦っていた彼女だからこそ、生み出すことができたこの曲。人生の帰路に立っている方、とくに学生から社会人になる上での選択肢に悩んでいる方へ。この歌詞とエッセイが届きますように…! ~歌詞エッセイ:「 心がイエスと言ったなら 」~ 誰しもが成長の過程で「自己実現」の壁にぶち当たる。 理想の自分を思い描くと同時に知らしめられる現実とのギャップ。完全なる自己実現を果たした人間がこの世界にどれほどいるのだろう。 我々は思い通りにならない人生に翻弄されながら生きている。時には成功している人へのルサンチマンを抱えたりして。 例えばここに、音楽で生きてゆきたい私がいる。 中高一貫の厳格な学校に通い、奨学金で大学に進み、欲を出して大学院にまで行ったくせに、私は音楽を諦められなかった。体に染み付いた優等生のペルソナと安定思考は、なかなか抜けてくれず結局、地方公務員として市役所に就職した。 働きながら、いつも音楽のことを考えていた。 作りたくて作りたくて、時間が足りない。 休日にはギターを抱えてステージに立った。もちろん本業は公務員だから、趣味として活動していたわけだが、小さなライブハウスのステージでスポットライトに照らされているときだけが、本当の自分でいられる時間だった。 頭では分かっている。 音楽で生きていくなんて大それた夢物語だと。 このまま真面目に働いていれば、不自由なく生活できるだろうし、家族だって安心してくれている。いずれは同じ公務員の誰かと恋愛して、結婚して、子供も産んで、安定した家庭を築き、マイホームを建て、幸せに暮らしてゆけるかもしれない。 でも、ダメだった。 深い場所が安定を拒絶している。 これまで得たものも、築いたものも全部捨てて音楽に身を捧げろと、他でもない私自身が叫んでいた。 諦めにも似た気持ちで辞表を出したとき、この先行き倒れになるかもしれない自分の人生が誇らしく思えた。 私は一回制の命を尊んでいる。そう実感できた。死にたがりだった少女時代が可笑しく思えるほど、私は思うままに生きようとしている。 新生活のために買い揃えた家電も、初任給で買ったおしゃれなインテリアも全部捨てて、楽器だけ持って東京に飛び出してきた日。心細さとともに、清々しい気持ちがあった。 なんと身軽でわがままな人生だろうか。 私の心は音楽に対してイエスと言い続けていた。その声に従って行動したことが、今の私を支えている。曲をつくるたびに、大きな声で歌うたびに、今だにイエス、イエスと言い続けているのだ。 迷いの中で答えを探している人がいたら、この曲を聴いてほしい。あくまでも黒木渚からの提案ではあるけれど、経験則や実感を込めて贈りたい声援だ。 <黒木渚> ◆紹介曲「 心がイエスと言ったなら 」 作詞:黒木渚 作曲:黒木渚 ◆「心がイエスと言ったなら」MV https://youtu.be/zWSDwrpyeIY ◆New Full Album『死に損ないのパレード』 2021年7月7日発売 <収録曲> 01. 心がイエスと言ったなら 02. 竹 03. モンロー 04. 合わせ鏡 05. 象に踏まれても 06. ダ・カーポ 07. あたしの心臓あげる(midnight ver.) 08. 死に損ないのパレード ◆黒木渚「死に損ないのパレード」発売記念配信トークイベント&サイン会 開催日時:2021年7月22日(木・祝)19:00〜 配信内容:アルバム公開インタビュー イベント特典:ネーム&直筆サイン入りアザージャケット 詳細は→ https://tower.jp/article/feature_item/2021/05/21/0703 ◆初のFC限定単独公演!黒木渚 ONEMAN LIVE 2021「死に損ないのパレード」 日時:2021年10月3日(日)開場17:00 開演17:30 会場:東京キネマ倶楽部 ※有観客チケットはファンクラブ限定発売。即日入会可。 https://sp.lastrum.co.jp/kurokinagisa/

    2021/07/14

  • 黒木渚
    美しい嘘をつくためには孤独でなくてはいけません。
    美しい嘘をつくためには孤独でなくてはいけません。

    黒木渚

    美しい嘘をつくためには孤独でなくてはいけません。

     2019年10月9日に“黒木渚”が、ファン待望の4年ぶりとなるニューアルバム『檸檬の棘』をリリースしました。さらに、11月5日には新作小説『檸檬の棘』を刊行。2020年には2年ぶりとなる単独公演も決定。目が離せない活動内容となっております。さて、そんな彼女が【今日のうたコラム】のために、今作収録曲にまつわる歌詞エッセイを執筆!    スペシャルな内容を、3週連続でお届けしております。ついに今回は、 第1弾 、 第2弾 に続く、最終回です。一体、ラストのエッセイに綴られているのは、何の曲についてなのか…。それはアルバムを手にした方のお楽しみ。是非、最後までじっくりとご堪能ください。 ~M-(?):歌詞エッセイ最終回「しーちゃんへ」~ 音楽家をやりながら小説家をやっていると、時々どちらにも使えるネタが見つかることがあります。2018年の春から書き始めた私小説『檸檬の棘』の中に、飛鳥ちゃんという虚言癖の女の子が出てくるのですが、私にとって彼女は文学にも音楽にも使える素晴らしいモチーフでした。 虚言癖の子って学年にひとりくらいいませんでしたか? 息を吐くように嘘をつく子。とんでもなく非現実的な内容だったり、前に話したことと矛盾していたりもして、なんだか変だなあと思いつつも「それ嘘でしょ?」と断定できない気まずい感じ。あれってとても人間的な場面だと思うのです。意味のない悪意、理由のない嘘、宙ぶらりんの正義感。 クリエイターになってから、私はますます虚言癖に興味を持つようになりました。彼らの「嘘」にエンターテインメントを感じているのかもしれません。嘘をつきたいという衝動の奥に何があるのか知りたいという気持ちもあります。自己肯定感や全能感を味わうためなのか、それとももっと単純に寂しいからなのか。 小説『檸檬の棘』を書きながら、私は嘘つきの飛鳥ちゃんに同化して彼女の気持ちを理解しようと試みました。その結果、小説にとどまらず音楽まで生まれてきたのです。 飛鳥ちゃんの虚言は完成されたものでした。くだらない嘘よりはるかにエンタメだったし、退屈な少女時代を過ごしていた私にとってかなりインパクトのある出会いでもありました。そしていざ彼女になって嘘をついてみると、世の中を出し抜いてやったような清々しい気持ちと同時に、誰にも理解されない絶望感があったのです。 私はなぜか彼女を応援したい気持ちになりました。美しい嘘をつくためには孤独でなくてはいけません。飛鳥ちゃんが今もどこかで嘘をついていますように。 しーちゃんへ 結局、お別れも言えんままやったけん手紙書くことにしました。 私のことはみんなから色々聞いたと思います。 しーちゃんのものを勝手にとってごめんなさい。 悪いこととはわかっとったよ。 でも、私なりの理由もあった。 しーちゃんならわかってくれるよね? 新しい学校では今、合唱コンクールの練習をしています。 明るい曲は嫌い。 みんなで声を揃えて歌うのも気持ち悪い。 それでも毎日きちんと練習に参加しています。 ニコニコ笑って、控えめに受け答えします。 ねえ、しーちゃん。 嘘って音楽みたいやと思わん? 美しい旋律より、派手な演奏より、空白に一番意味がある。 私、人は空白に騙されるんやと思う。 しーちゃん。私の嘘は完璧やったかな。 何故かしーちゃんにはずっと騙されとって欲しかった。 うっとり騙されとるしーちゃんは綺麗やったよ。 純粋で、ひんやりと、氷みたいに透き通って。 できればそのままでおってね。 割れ物のまま、危うい大人になってね。 最後やけん、しーちゃんに本当のことを言わなやね。 たくさん嘘をついてしまったけど、これだけはほんと、信じてね。 私、しーちゃんのことが大嫌いやったよ。ばいばい。 飛鳥より <黒木渚> ◆ニューアルバム『檸檬の棘』 2019年10月9日発売 初回限定盤A ¥3,600+税 初回限定盤B ¥3,600+税 通常盤 ¥2,600+税 <収録曲> 01. ふざけんな世界、ふざけろよ 02. 美しい滅びかた 03. ロックミュージシャンのためのエチュード第0楽章 04. 檸檬の棘 05. Sick 06. 彼岸花 07. 原点怪奇 08. 火の鳥 09. タイガー 10. 解放区への旅

    2019/10/25

  • 黒木渚
    この火が消えてしまったとき、私の創作は死にます。
    この火が消えてしまったとき、私の創作は死にます。

    黒木渚

    この火が消えてしまったとき、私の創作は死にます。

     2019年10月9日に“黒木渚”が、ファン待望の4年ぶりとなるニューアルバム『檸檬の棘』をリリースしました。さらに、11月5日には新作小説『檸檬の棘』を刊行。2020年には2年ぶりとなる単独公演も決定。目が離せない活動内容となっております。さて、そんな彼女が【今日のうたコラム】のために、今作収録曲にまつわる歌詞エッセイを執筆!    スペシャルな内容を、3週連続でお届けしております。今回は 第1弾 に続く、第2弾です。綴っていただいたのは小説『檸檬の棘』と新曲「檸檬の棘」のどちらにも通ずる想い。歌詞の世界観と併せて、じっくりとご堪能ください。 ~M-4:「檸檬の棘」歌詞エッセイ~ 2018年の頭から、私小説を書き始めました。小説家として5冊目の作品として書き始めた『檸檬の棘』はその後の一年間、私を苦しめることとなります。 11歳の私から今の私に至るまでを書きながら「記憶しないことにしたこと」まで掘り起して第14稿まで書きました。あまりに自傷的な作業だったので、途中で自分が何をしたかったのかを見失ったり、現実逃避したりもしました。 そして今年の頭、私は14回書き直した原稿を捨て、一番最初に書いた原稿を提出しました。時間も原稿ももったいないような気がしましたが、きっと14回書かなければ出せなかった答えです。ようやく納得いく答えが出た頃、この小説の中で象徴的に描かれるシーンに音楽を流そうと思いました。 世界が壊れた記念に檸檬の苗を植えた これは17歳の私が、庭に家庭崩壊の記念樹を植えたというエピソードが元になった一文です。私はそのとき初めて檸檬の木に棘があることを知りました。そしてその棘が素晴らしいと思い、シンパシーのようなものを感じたのです。 あの時は言葉にすることも音楽にすることもできなかったけれど、今の私ならばきちんと作品にすることができます。報われない思春期を過ごしていた17歳の私のために、私は「檸檬の棘」を作りました。 今となって思うのですが、人様に語れる不幸があるのは幸せなことです。それは私が音楽家であり小説家だからかもしれません。怒りをもって創作に向かえることに感謝さえしています。この怒りは私の聖火なのです。絶やさぬように守り続けていかなければいけません。この火が消えてしまったとき、私の創作は死にます。 戦って戦って戦っていなくちゃ  抗っているからこそ私だって言える 水になって炎になって風になってみたいな 粒子になった体はどこへだってゆける 生み出して生み出して生み出していかなきゃ 吐き出しているからこそ私だって言える 鳥になって獣になって魚になってみたいな 自由になった心はどこへだってゆける <黒木渚> ◆紹介曲「 檸檬の棘 」 作詞:黒木渚 作曲:黒木渚 ◆ニューアルバム『檸檬の棘』 2019年10月9日発売 初回限定盤A ¥3,600+税 初回限定盤B ¥3,600+税 通常盤 ¥2,600+税 <収録曲> 01. ふざけんな世界、ふざけろよ 02. 美しい滅びかた 03. ロックミュージシャンのためのエチュード第0楽章 04. 檸檬の棘 05. Sick 06. 彼岸花 07. 原点怪奇 08. 火の鳥 09. タイガー 10. 解放区への旅

    2019/10/17

  • 黒木渚
    自分の死を設計するというのは、とても贅沢なことではなかろうか。
    自分の死を設計するというのは、とても贅沢なことではなかろうか。

    黒木渚

    自分の死を設計するというのは、とても贅沢なことではなかろうか。

     2019年10月9日に“黒木渚”が、ファン待望の4年ぶりとなるニューアルバム『檸檬の棘』をリリースしました。さらに、11月5日には新作小説『檸檬の棘』を刊行。2020年には2年ぶりとなる単独公演も決定。目が離せない活動内容となっております。さて、そんな彼女が【今日のうたコラム】のために、今作収録曲にまつわる歌詞エッセイを執筆!    スペシャルな内容を、3週連続でお届けしてまいります。今回はその第1弾。綴ってくださったのはアルバムリード曲「美しい滅びかた」についての想いです。歌詞と併せて、じっくりとご堪能ください。 ~M-2:「美しい滅びかた」歌詞エッセイ~ ある日、祖母が突然「遺影を取ろうと思うんだけど」と言いだした。 祖母は今年で93歳。彼女が近頃、自分の死後に備えて身辺整理や葬式のための積み立てをしていることは知っていた。けれど私はあえてそのことには触れずに生活していた。 理由は簡単である。おばあちゃんが死ぬ、なんて考えるのも嫌だからだ。 かなりの高齢ではあるが心身ともに頑丈な祖母。シングルマザーである母が外で働く代わりに、家のことはほとんど祖母がこなしている。絵画や小説が好きで、戦前は歌劇団に所属していたり、結婚してからは日本舞踊の先生をやったりと芸術気質なところもある。 私は祖母の影響を多分に受けて育った生き写しの孫娘なのだ。そのせいか、祖母とは精神的、感覚的に深く結びついており、なにかにつけて共鳴しあってしまう。 くだんの遺影の話題に正面から向き合えなかったのは、祖母の死という不吉な予感を遠ざけたいという思いと同時に、私にも「死」という絶対的な結末が待っていることを再認識してしまったからかも知れない。 そんな孫の思いなどつゆ知らず、祖母は意気揚々と遺影についてのプランを語り始めた。いざ話を聞いて驚いたが、祖母は「ギャグ遺影」を撮りたいと言うのである。昔ながらの幽霊が額に付けている三角の布(天冠というらしい)と白装束で写真を撮りたいと。湿っぽい葬式は嫌だし、参列した人も笑えて良いだろうという発想からだそうだ。    大笑いする私に、大真面目な顔で説明する祖母。彼女は既に音楽葬のできる斎場まで見つけていた。葬式の段取りをあれこれ決めているらしく、出棺の時は私の曲である「骨」を歌いながら賑やかに送り出してくれと言うではないか。 我が祖母ながらなんとチャーミングな。自分の死さえ楽しもうとするその姿勢、貪欲さには脱帽である。 そしてふと思った。自分の死を設計するというのは、とても贅沢なことではなかろうか。人生のたたみ方、自分がどう滅びてゆくかをじっくり考える余裕があること自体が幸せなのだ。 私が死んだら心臓はコニャックに漬けて レモンの木の下に埋めてね 私の思う理想の滅びかたはこうだ。美しく生きて、美しく滅び、永遠にとろりと濃い酒の中に浮かんでいたい。 <黒木渚> ◆紹介曲「 美しい滅びかた 」 作詞:黒木渚 作曲:黒木渚 ◆ニューアルバム『檸檬の棘』 2019年10月9日発売 初回限定盤A ¥3,600+税 初回限定盤B ¥3,600+税 通常盤 ¥2,600+税 <収録曲> 01. ふざけんな世界、ふざけろよ 02. 美しい滅びかた 03. ロックミュージシャンのためのエチュード第0楽章 04. 檸檬の棘 05. Sick 06. 彼岸花 07. 原点怪奇 08. 火の鳥 09. タイガー 10. 解放区への旅

    2019/10/11

  • 黒木渚
    心はまだ逃げない、悲しみよかかってこい。
    心はまだ逃げない、悲しみよかかってこい。

    黒木渚

    心はまだ逃げない、悲しみよかかってこい。

     みなさんは今日、空を見上げましたか? 10月10日は【天(ten)】の語呂あわせから【空を見る日】と呼ばれているんだそう。そこで、そんな日にピッタリの1曲をご紹介いたします。2017年9月20日に“黒木渚”がリリースした『解放区への旅』に収録されているカップリング曲「ブルー」です。彼女は、喉の病で1年間の音楽活動を休止しておりましたが、今作で復帰!そしてこの曲の歌詞には、声を奪われていた期間の“弱い私”というものを描いたのだと、歌ネットのインタビューで語ってくださいました。 カラリと晴れた青空は こんなに綺麗な青なのに 悲しく積もるユウウツを どうしてブルーと呼ぶのかな 「ブルー」/黒木渚  まず、冒頭のフレーズからは<ブルー>という色が含んでいる、両極のイメージが伝わってきます。開放感のある<カラリと晴れた>青空のような気持ちの良さ。不安や寂しさや<悲しく積もるユウウツ>を表す冷たさ。その色の感じ方はきっと、自分自身の心模様しだいなのでしょう。たとえばこの歌の<私>にとって今、晴れた青空の<綺麗な青>とは、自分のなかのブルーな感情を余計に際立たせる痛みを伴う色なのだと思います…。 1日3回ひとつずつ まあるい元気を飲み込んだ お腹で溶けたビタミンは 私の元気になるのかな ブルー、ブルー、ブルー、 少し泣いたらまた明日 「ブルー」/黒木渚  さらに<ブルー>とは、生命の源である海や、身体に不可欠な水、溢れ出す涙、など<命>を感じさせる色。それはフレーズひとつひとつに表れております。<1日3回ひとつずつ まあるい元気を>飲み込んで、毎日毎日、病と闘って過ごしていた黒木渚の姿も見えてきそうですね。また、3回繰り返される<ブルー、ブルー、ブルー>は<お腹で溶けたビタミン>が、1回飲み込むごとに少しずつ心の<ブルー>に効いて<私の元気>になっているかのようにも感じられます。 切ないほどに優しくて 弱音も吐けずに強がった 重く残った無気力は 私を許してくれるかな ブルー、ブルー、ブルー 少し泣いたらまた明日 「ブルー」/黒木渚  同時に、その<ブルー>が<私の元気>になるために欠かせないものは“涙”です。これまでは<弱音も吐けずに強がった>彼女…。でも<ブルー、ブルー、ブルー>とひと粒ひと粒、涙をこぼしたことによって<また明日>と思える生命力を保つことが出来たのではないでしょうか。実際に、黒木渚はそうやって弱さと向き合ったからこそ、上向きになることができて、「泣くことはカッコ悪いものじゃないなって思った」のだとも語っておりました。そして、そのビタミンや涙の力は、サビの想いへと繋がってゆきます。 本当は知ってるのに 臆病になっていたあの日の弱さ 心はもう逃げない しあわせよかかってこい 体は生きてるのに 気まぐれに去ってった私の命 心はまだ逃げない 悲しみよかかってこい しあわせよかかってこい 「ブルー」/黒木渚  人それぞれ、体でも心でもない<私の命>というものがあるのでしょう。それは、家族や友達かもしれませんし、恋や夢や仕事なのかもしれません。黒木渚にとっては<声>でした。そんな最も大切なものを失ったとき、生きている意味を見失うことは誰にでもありうることです。しかし、体は鼓動や呼吸を続けるし、心は苦しんでも悲しんでも逃げない。その事実が<私>を支えるのです。だからこそ、この曲のラストに綴られている<悲しみよかかってこい しあわせよかかってこい>というフレーズには<ブルー>によって回復した“強さ”を感じますね。    今、自分にとっての<命>を失って抜け殻のようになっているという方、泣けずに強がっているという方、誰にも言えない孤独を抱えているという方、是非、黒木渚の「ブルー」を聴いてみてください。この歌がその体と心に<ブルー、ブルー、ブルー>と沁みこんで、ほんの少しでも、上向きになれますように。 ◆New Single「解放区への旅」 2017年9月20日発売 初回限定盤A(CD+DVD) LASCD-0080 ¥2,300+税 初回限定盤B(CD+冊子) LASCD-0081 ¥2,300+税 通常盤(CD) LASCD-0082 ¥1,200+税 <収録曲> 01. 解放区への旅 02. 灯台 03. 火の鳥 04. ブルー

    2017/10/10

  • 黒木渚
    あなたはいつもあの子を照らしていたの…。
    あなたはいつもあの子を照らしていたの…。

    黒木渚

    あなたはいつもあの子を照らしていたの…。

     突然ですが、みなさんは好きな人の顔ってすぐに思い出せますか?たとえば片想い相手のあの人。“瞳を閉じてもあなたの顔が浮かんでくる”…というようなフレーズは歌詞によくありますが、実は人を好きになると、その人の顔を思い出そうとしてもモヤがかかったようにぼんやりとしか浮かばないことってあるんです。その理由として、Twitterでこんなツイートが回っており、とても腑に落ちたのでご紹介します。 「好きな人を見る時は気分が高揚して 必要以上に瞳孔が開くのでピントが合わず 後で顔を思い出そうとしても ぼんやりとした像しか出てこない。 『眩しい』という表現が使われるのもそのため」  好きな人がいるだけで、急に日常がキラキラして見えるのもその“眩しさ”が影響しているのかもしれませんね!だから<あなた>は時に“強い光”にも感じられる…。さて、今日のうたコラムでは、まさにそんな片想いの心情、愛しいあの人を“光”になぞらえた新曲の歌詞をピックアップ!昨年から【文学的で生々しい歌詞】で注目を浴びている女性シンガーソングライター・黒木渚の「灯台」という楽曲です。 遠くから見るあなたって 凛とそびえる灯台 「こっちへおいで」 強い光で示しているの 足元を何度も回って見上げてみると あなたは誰に光を届けているの? 水平線の向こうで迷える私のこと 導いてくれたなら 真っ直ぐに君のいる港へ いま、暁に抱かれ 貴方がぼやけてしまうのが嫌だ 夜に浮かんで目もくらむような 一筋を眺めていたい 「灯台」/黒木渚  ひとつの恋、ひとりの人間が、なにか自分の人生を変えてくれる、導いてくれる“光”のように感じることってありますよね。このラブソングには、その一筋の光に強く惹かれ、その光を信じたいという気持ちに溢れております。尚、同曲は7月2日から全国ロードショーとなる映画『全員、片想い』の主題歌!すでに7月1日から各配信サイトでリリースがスタート。 うみどりが運んで来たのは悲しい噂 あなたはいつもあの子を照らしていたの 運命線の向こうに留まる私のこと 気付いてくれたなら 勇敢に飛び込んでゆくのに ただ恋を打ち明けて 2人が壊れてしまうならまだ 寄せては返すさざ波のような 切なさに溺れていたい 「灯台」/黒木渚  この映画は、タイトル通り登場人物が全員、片想い。“8つの片想い物語”からなるラブストーリーとなっております。そして黒木渚の「灯台」の主人公も2番の歌詞では、憧れていた<あなたはいつもあの子を照らしていた>ことに打ちのめされるのです…。それでもまだあの光を眺めていたい…そんな切なすぎる主題歌&映画に是非、どっぷり浸ってみてください。もちろん「灯台」の歌詞も公開スタート!こちらも早速チェックです♪

    2016/07/01

  • 黒木渚
    死にたての愛を今朝ゴミ箱に捨てた。新曲「ふりだし」に注目!
    死にたての愛を今朝ゴミ箱に捨てた。新曲「ふりだし」に注目!

    黒木渚

    死にたての愛を今朝ゴミ箱に捨てた。新曲「ふりだし」に注目!

     去年今年とバラエティー番組にも出演し、“文学的で生々しい歌詞”で注目を浴びている女性シンガーソングライター・黒木渚が4月6日にニューシングル「ふざけんな世界、ふざけろよ」をリリース!こちらは、オリコンウィークリーチャート初登場17位で、彼女史上最高位だったそうな…!黒木渚は自身のTwitterで「みなさん本当にありがとうございます。買って下さった1枚1枚に感謝しています。みんなが積み上げてくださった結果が、私を新しい場所へと導いてくれます。本当にありがとう。変わらず全力で作り続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。」と感謝のツイート。    さて、このニューシングルには、快活なピアノに乗せてダメダメなこの世のすべてに<チクショーチクショーふざけんな>と“ユーモアの弾丸”を撃ち込むスカッと表題曲「ふざけんな世界、ふざけろよ」の他「おとこ・おんな・おとこ」「カイワレ」「ふりだし」の全4曲が収録されております。『今日のうた』ではその中から「ふりだし」をピックアップ!恋愛、夢、人生…みなさんは“もう一度、ふりだしからやりなおしたい”と思うことって、ありますか…?   “死にたての愛を今朝ゴミ箱に捨てた 呪縛の様に溜まっていたハブラシもバイバイ 堕落してゆく君のこと見てるのが嫌だ クズみたいに移り気で弱点だらけだバイバイ 昆虫の様に慎ましく積み上げた6年間とお別れ 新しく積み上げてゆく” 「ふりだし」/黒木渚  以前、月9“いつ恋”で『恋人には2種類あるんだよ。好きで付き合ってる人たちと、別れ方がわかんなくて付き合ってる人たち』というセリフがありました。この歌の主人公はいつの間にか後者の恋愛に陥ってしまっていたのかもしれません。しかし“呪縛の様に溜まっていたハブラシ”や“堕落してゆく君”から解き放たれて、ふりだしに戻った彼女…。一緒にいた6年という月日は決して短いものではありませんが、サビでは開き直って前を向き、このように歌い上げます。 “ひずんでる ひずんでる 乱れに乱れて狂気の沙汰 次に誰かと出会ったら所かまわず求め合って ウザいほどさらけ出して スキだらけダメな女になる あの子が欲しい あの子じゃ分からん 次があるのかも 全っ然分からん” “ゆがんでる ゆがんでる 汚れに汚れて狂気の沙汰 次に誰かと出会ったら右も左も見失って ダサいほど取り乱して 好きなだけ恋に溺れてやる あの子が欲しい あの子じゃ分からん 何回やっても全っ然変わらん”  “昆虫の様に慎ましく積み上げた6年間”とは、スキがないように、恋に溺れすぎないように、すべてをさらけ出してしまわぬように、気をつけて気を遣って彼のそばにいた時間だったのかもしれません。でも、もうそんな窮屈な恋愛とはバイバイ!そして、「ふりだし」は“ふりだし”でも、彼女はただのゼロに戻るわけではなく、新しい誰かと<新章>へと進んでゆくのではないでしょうか。失恋から立ち直れないというあなたも、この曲を聴いて、“死にたての愛”を思いっきりごみ箱に捨てる潔さをもてますように…! ◆New Single「ふざけんな世界、ふざけろよ」 2016年4月6日発売 初回限定盤A LACD-0067 ¥2,300(税抜) 初回限定盤B LACD-0068 ¥2,300(税抜) 通常盤 LACD-0069 ¥1,200(税抜) <収録曲> 1.ふざけんな世界、ふざけろよ 2.おとこ・おんな・おとこ 3.カイワレ 4.ふりだし

    2016/04/17

  • 黒木渚
    【文学的で生々しい歌詞】に注目の楽曲、デイリーランキングにずらり!
    【文学的で生々しい歌詞】に注目の楽曲、デイリーランキングにずらり!

    黒木渚

    【文学的で生々しい歌詞】に注目の楽曲、デイリーランキングにずらり!

     昨年、シンガーソングライターの“柴田淳”が「今夜くらべてみました」や「行列のできる法律相談所」に出演したことで【日本一歌詞が暗い、美人シンガー】として話題になりましたよね!そして今年、新たなる女性シンガーソングライターがじわじわとその名を広めております。昨年の11月には「しゃべくり007」に、先週3月6日には「行列のできる法律相談所」に出演した“黒木渚”です! あたしの心臓あげる 毎晩抱いて眠ってね ギター聞かせてあげるから あなたの心臓ちょうだい 「あたしの心臓あげる」/黒木渚 二ヶ月前 手首を切りました 直前に彼氏を刺しました 極彩色のシャワー浴びながら 「イっちゃてるね」って自分を笑った 「ウェット」/黒木渚 冷たいはさみ 背中に当てれば あの日と同じトリハダ 冷たいはさみ 背中に当てれば 何故だろう火傷よりも熱い 「はさみ」/黒木渚  放送されたばかりの「行列のできる法律相談所」では、彼女の歌詞の一部をピックアップ。黒木渚の【文学的で生々しい歌詞】のひとつひとつに、出演者の方々から「変わった詞」「独特」「恐ろしい」「タイトルからなかなか(インパクトがある)」との声が飛び交いました。また、彼女の楽曲は2013年に、桑田佳祐のラジオ「やさしい夜遊び」で“桑田佳祐が選ぶ2013年の邦楽 スポットライト”にも選ばれ「現代でこんな歌詞書ける奴いるの?」と絶賛されたそうな!歌ネットでもますますその歌詞に注目していきたいニューアーティストです…!  尚、放送後にはトレンドワードに“黒木渚”の名が挙がり、SNS上には「たまたま見た行列のできる法律相談所に出演されていた黒木渚さんが歌う世界観がすごくすき」「黒木渚さんめっちゃ気になってる。結構好き…。」「行列に出てた黒木渚さんっていう人の歌の歌詞がすごいビビビっと来た」といった声が溢れ、番組をきっかけに渚ファンがさらに増加した模様…!その反響の大きさは歌詞ランキングにも現れており、デイリーランキングの5位には「あたしの心臓あげる」、9位に「君が私をダメにする」、11位に「ウェット」、13位に「はさみ」、14位に「カルデラ」、ずらりと彼女の楽曲が並んでおりました♪ そして… 安定をひったくるテロリズム 人生を寝取ったあの女 チクショーチクショーふざけんな この世はほとんど終ってる 表現を自重する芸術家 能無しが出世する チクショーチクショーふざけんな この世はとっくに終ってる 「ふざけんな世界、ふざけろよ」/黒木渚  6位には、番組放送直後に歌詞を先行公開した新曲「ふざけんな世界、ふざけろよ」がランクイン!この曲は、黒木渚が4月6日にリリースするニューシングル!やはりタイトルからガツン…!さっそく歌詞をチェックしてみてください。ちなみに、番組では彼女の楽曲「カルデラ」も紹介され、<湧き出るのはいつも 毒 針 闇>というフレーズが注目されていましたが、黒木渚の楽曲はそこだけ語れるものではありません。言葉の隅々にまで、女の美しさ・愛するゆえの危うさや脆さ・しなやかな強さ、愛する覚悟…さまざまな感情が込められているのです。是非、黒木渚ワールドに足を踏み入れてみてはいかがでしょうか…!あなたも、ズブズブにハマってしまうかもしれませんっ。

    2016/03/07

  • 黒木渚
    ベッドの上の2人だけの“枕詞”って…?新曲の歌詞をピックアップ!
    ベッドの上の2人だけの“枕詞”って…?新曲の歌詞をピックアップ!

    黒木渚

    ベッドの上の2人だけの“枕詞”って…?新曲の歌詞をピックアップ!

     和歌に使われる言葉で“枕詞(まくらことば)”というものがあります。これは特定の語の前に置いて語調を整えたり、ある種の情緒を添える言葉のことで、音楽で言うイントロのようなものだそう。ところで、恋愛でいう“枕詞”というと何を想像しますか…? ライオンになった夜 性欲も吐き出して理性よお帰り タバコが1 番美味しい時間なんだよ、今 頷いて吸い込んだ枕の匂い ライオンになった夜 極限も乗り越えて理性よおかえり においが一番記憶に焼き付くんだよ、ねぇ うそぶいて吐き出した枕詞 「枕詞」/黒木渚  この曲は、独特の文学的歌詞で、女の強さや心理を生々しく歌い上げるシンガーソングライター“黒木渚”が10月7日にリリースするニューアルバム「自由律」に収録されている楽曲。「枕詞」で描かれるのは、いわゆる短歌で使われるそれではなく、英語で言うところの“ピロートーク”です。(※ピロートークとは、エッチのあとのイチャイチャや、たわいもないおしゃべりのこと)ベッドでクライマックスを終えた2人だけの濃密な時間と言葉が生々しく描かれているのです。    行為のあと、男性はよく“賢者モード”というものに突入するといいますよね。興奮の真っ只中にあった先ほどまでのエロモードから一変、急激な脱力感に襲われたり、サーッと理性が戻ってきたりする状態だそうな。そんな賢者モードの女性版の状態がこの「枕詞」であると言えます。ちなみに、女性総合サイト・マイナビウーマンで「女性の方にお聞きします。男性とのピロートークって正直いると思いますか?」というアンケートが行われた際には、「必要じゃない」と答えた方が56%もいたんだとか!もしかしたらこの「枕詞」の主人公のように“賢者モード”に突入する女性は意外と多いのかもしれませんね…。  尚、歌ネットではリリースに先がけて黒木渚の「自由律」に収録されている全曲の歌詞が先行公開されております!「107」という楽曲は、「枕詞」と同じく、密室での男女の会話を軸に物語が進んで行く静かで物悲しいスローチューン。憂いを帯びたどこかエロティックなムードが感じられます。また、アルバムのラストを飾る「白夜」には“皮膚の内側に手を入れて体中を探している 君に股がって旅をする”などシュールでなまめかしい表現が…。アルバム全体に女の性と本能が強く美しく漂う“渚ワールド”に、是非、足を踏み入れてみてください…! ◆2nd Full Album「自由律」 2015年10月7日発売 限定盤A LACD-0263 ¥4,200+税 限定盤B LACD-0264 ¥3,000+税 通常盤 LACD-0265 ¥2,000

    2015/10/03

  • 黒木渚
    ベッドの上の2人だけの“枕詞”って…?新曲の歌詞をピックアップ!
    ベッドの上の2人だけの“枕詞”って…?新曲の歌詞をピックアップ!

    黒木渚

    ベッドの上の2人だけの“枕詞”って…?新曲の歌詞をピックアップ!

     和歌に使われる言葉で“枕詞(まくらことば)”というものがあります。これは特定の語の前に置いて語調を整えたり、ある種の情緒を添える言葉のことで、音楽で言うイントロのようなものだそう。ところで、恋愛でいう“枕詞”というと何を想像しますか…? ライオンになった夜 性欲も吐き出して理性よお帰り タバコが1 番美味しい時間なんだよ、今 頷いて吸い込んだ枕の匂い ライオンになった夜 極限も乗り越えて理性よおかえり においが一番記憶に焼き付くんだよ、ねぇ うそぶいて吐き出した枕詞 「枕詞」/黒木渚  この曲は、独特の文学的歌詞で、女の強さや心理を生々しく歌い上げるシンガーソングライター“黒木渚”が10月7日にリリースするニューアルバム「自由律」に収録されている楽曲。「枕詞」で描かれるのは、いわゆる短歌で使われるそれではなく、英語で言うところの“ピロートーク”です。(※ピロートークとは、エッチのあとのイチャイチャや、たわいもないおしゃべりのこと)ベッドでクライマックスを終えた2人だけの濃密な時間と言葉が生々しく描かれているのです。    行為のあと、男性はよく“賢者モード”というものに突入するといいますよね。興奮の真っ只中にあった先ほどまでのエロモードから一変、急激な脱力感に襲われたり、サーッと理性が戻ってきたりする状態だそうな。そんな賢者モードの女性版の状態がこの「枕詞」であると言えます。ちなみに、女性総合サイト・マイナビウーマンで「女性の方にお聞きします。男性とのピロートークって正直いると思いますか?」というアンケートが行われた際には、「必要じゃない」と答えた方が56%もいたんだとか!もしかしたらこの「枕詞」の主人公のように“賢者モード”に突入する女性は意外と多いのかもしれませんね…。  尚、歌ネットではリリースに先がけて黒木渚の「自由律」に収録されている全曲の歌詞が先行公開されております!「107」という楽曲は、「枕詞」と同じく、密室での男女の会話を軸に物語が進んで行く静かで物悲しいスローチューン。憂いを帯びたどこかエロティックなムードが感じられます。また、アルバムのラストを飾る「白夜」には“皮膚の内側に手を入れて体中を探している 君に股がって旅をする”などシュールでなまめかしい表現が…。アルバム全体に女の性と本能が強く美しく漂う“渚ワールド”に、是非、足を踏み入れてみてください…! ◆2nd Full Album「自由律」 2015年10月7日発売 限定盤A LACD-0263 ¥4,200+税 限定盤B LACD-0264 ¥3,000+税 通常盤 LACD-0265 ¥2,000

    2015/09/03

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