銀色の雨

銀色の雨

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銀色の雨の粒が 天鵞絨の夜を滑り
深海魚みたいな 車の群れは
音もなく流れる

窓ガラス滲みながら 落ちてゆく街の灯り
街路樹も私の肩も心も
雨は優しく包んで

水曜日のカフェは ため息であふれる
何気ない一日の 幕が降りてゆく
可笑しくなる程に 退屈な毎日
ささやかな幸せに 息苦しくなる

誰も皆こんな風に ありふれた夜を紡ぎ
ブルーブラックの闇に 溶けてゆく
密やかな夢探して

歩道橋の上で 手のひらを広げて
自分だけの確かなもの つかもうとするけど
握りしめた指の 隙間からこぼれる
煌めくような光だけ 儚く残して

銀色の雨の粒が 天鵞絨の夜を滑り
深海魚みたいな 車の群れは
音もなく流れる

窓ガラス滲みながら 落ちてゆく街の灯り
苦しいのはただ明日がくること
いつもの夜に眠ろう