野菜格差を噛み締めて

あべりょう

野菜格差を噛み締めて

作詞:あべりょう
作曲:あべりょう
発売日:2023/03/10
この曲の表示回数:2,174回

野菜格差を噛み締めて
ビオセボンでバイト 野菜が倍の
値段で売れるから オーガニックに魅せられ バイトを辞め
有機農業に参入したボク
大手スーパーが 「もっと安くしろ」と 買い叩いてくるから

赤字レベルまで 値下げ要求され
手間で高くなるはずの オーガニック野菜の 価格破壊
有機農家の経営破壊

だからボクは 有機野菜諦め オーガニックコットン 参入
手段なはずの 有機農業を 目的化
なんでもありで オーガニックオムツ ブランド立ち上げ
オーガニックバブルに 乗り遅れるな

農薬や化学肥料 遺伝子組換え技術なんか 使わず
家畜の糞の 有機肥料だけで 育てた 有機JASマーク
ホルモン剤 遺伝子組換え飼料で 育てた家畜の糞も
ほぼ有機肥料と謳って せっせと畑耕すボク

自然な土と肥料で お肌と地球に優しい 綿花育て
理想のオーガニックコットンを
実現しようとしたけど 雑草で土が痩せ 無農薬で
害虫に喰われ放題 やっと育ったと思った綿花は
隣の畑から飛んできた 遺伝子組換えの種で
メーカーに特許違反と言われ 賠償金払えず
離農することになった ボクのこと 誰か
ライ麦畑でつかまえて くれませんか

世界の人口増加を支えた 食糧増産技術
窒素化合物使った 化学肥料
農薬の進歩で 生産性上げ 食わす80億人
豊かな1億人が オーガニックじゃなきゃ 嫌だと言い出し

それを信じて オーガニックに飛び込んだ ボクは買い叩かれ
破産し ビオセボンに舞い戻り
その時給じゃ ビオセボンの野菜買えず オーガニックは諦め
庶民スーパーで 農薬 化学肥料まみれの 野菜格差
噛み締めるボクを ライ麦畑でつかまえて

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