水の中のグラジオラス

佐野元春

水の中のグラジオラス

作詞:佐野元春
作曲:佐野元春
発売日:1990/05/12
この曲の表示回数:16,491回

水の中のグラジオラス
形のくずれた窓辺に
流れてゆく風
君の涙が僕には見えていないかい?
水の中のグラジオラスのように

たどりつくならば
砂丘まで
青い空も白い雲も
あの日のことだけが今でも

夏のまぶしい光に
泳ぎ疲れて風
君の「さよなら」が僕には
聞こえてないかい?
水の中のグラジオラスのように

あぁ、どうしてラブソングは
乾いたカスタネットの音しか奏でないのか?
肉体を枕にして
それはまるで
ひび割れた骨がぶつかりあっているようだ。
おれはおれたちの時代に
しがみついているモラルのハンマーを憎む。
その幻影にとまどいながら
ベルベットの雨、
絶望の降りしきる夜、
君は孔雀のように羽をひろげる。
この世界で無残に
壊れたものを再び壊しながら。

コトバのキモチ 投稿フォーム

ココでは、アナタのお気に入りの歌詞のフレーズを募集しています。
下記の投稿フォームに必要事項を記入の上、アナタの「熱い想い」を添えてドシドシ送って下さい。

推薦者:お名前(ペンネーム可)必須
性別:
  任意
年齢:
 歳 任意
投稿フレーズ:必須
曲名:必須
歌手名:必須
コメント:必須
歌ネットに一言あれば:任意

※歌詞間違いのご指摘、歌ネットへのご要望、
その他返信希望のお問い合わせなどは
コチラからどうぞ。→ 問い合わせフォーム

×