最新シングル「The 25th Century Love」がオリコンチャートで6位を獲得と、波に乗るν[NEU]のツアー最終日。フロアに密集したオーディエンスが拳をあげるたび、色とりどりのリングが輝いて熱い一体感を生み出すさまに頭から圧倒されるが、カラフルなポップネスとロックなアグレッションの両立は5人のパフォーマンスも同じこと。バンド史上最大本数のツアーで培ってきた進化が、彼らのプレイと動きを自由かつ自信に満ちたものとする一方、華遊(Gu)がラップで煽りながらダンスする「ピンクマーブル」等、お得意の斬新な演出でフロアーの目を惹き付ける。最後は“この5分のために生きてくれ!”と、極限まで想いを吐き出したみつ(Vo)の歌声が胸を揺さぶる「エンドロール」で感動的に締め括り。ファンとバンドが互いをさらけ出し、ぶつかり合って、灼熱の空間に固く絆を結び交わした。