東京でのライヴは2回目だというのに、早くも最前列をファンが陣取っている。もちろん、イベント2番手の登場ということもあって、遠巻きで彼らを傍観している者がほとんどだ。しかし、ライヴがスタートするや否やチカラはひとりひとりに訴えかけるように歌い、その人懐っこいキャラとビートもパンチもあるサウンドでもって、ステージ前にほとんどの観客を引き込んでいた。となれば、もはや彼らの独壇場。地元である沖縄音楽のテイストを盛り込んだダンサブルなナンバーなどで床を揺らし、“シベスカワールド”を作り上げたのはさすがだ。そして、ラストは8月にリリースされるメジャーデビュー曲「DRAGON BOY」。ポジティブな言葉を持ったグルービーなロックチューンが、ステージ前に笑顔を咲かせていた。未完成な部分も多いが、そこが可能性の彼ら。Civilian Skunk、要注目です!