1曲目の演奏に入る前からチカラ(Vo)が客席を煽り、拳を上げさせ、さらに後方にいる対バン相手のファンに対しても前に来るように促し、準備万全の中でライヴがスタート! 疾走感あふれる「01」が一気に観客のテンションを引き上げると、「DRAGON BOY」のダンサブルなサウンドで踊らせる。客目線にまで腰を落として、ひとりひとりの目を見ながらポジティブなメッセージも持つナンバーを歌うチカラ。その姿も印象的だが、楽器隊が繰り出す小技も大技も効いたアレンジやアンサンブルも聴きどころだ。そして、琉球音楽のエッセンスを盛り込んだ「起四回Say!!」で観客を強制的にジャンプさせ、会場中にクラップを響き渡らせた「Loveスナイパー」でスパート! 最後は「Bye-bye」の痛快なサウンドでフロアの床を大きく揺らし、全員が満面の笑顔となって終演の時を迎えたのだった。