Uta-net

ライブレポート

検索

メニューを開く

LIVE REPORT

吉井和哉

『YOSHII KAZUYA.HEARTS TOUR 2012』

2012年11月29日
@日本武道館

“みんなが点で、それがひとつになってハートを作るような...ハートの見せ合いっこをするツアーです”と音楽を楽しむ空間という意味に加え、人と人との結び付きや絆について考えさせられる機会となったのが本ツアーである。
これまでもスリリングなロックサウンドを響かせてきた吉井和哉だが、ここへきての周りを引き付けるあふれんばかりのバイタリティーは一体どこから生まれるものなのか? 特に今日の彼は歌う時のリアクションも大きく、時にシャウトばりのヴォーカリゼーションをみせたり、かと思えば“振り返ったら素晴らしい絵になるように”と一語一句を丁寧に歌い聴かせ、曲に陶酔するようにしてさまざまな表情を浮かべて歌う。もちろん、それは最強の布陣と呼べる吉田佳史(Dr)、三浦淳悟(Ba)、鶴谷 崇(Key)、生形真一(Gu)、日下部正則(Gu)からなるバンドメンバー“ナポリタンズDX”のエモーショナルなサウンドがあってこそ、歌にグッと吸い込まれていくのだろう。カッコ良いサウンドに酔いしれながらも、胸の奥からじわじわと温まるような感覚が得られた。
2013年からは『TOUR 2013 GOOD BY YOSHII KAZUYA』を開催。“不吉なタイトルだけど(笑)、もっと違う世界があるんじゃないかって。オリジナルアルバムを気長に待っていてほしい”と次なる作品への制作意欲も向上しているようで、変貌の時を吉井自身も待ちわびているような穏やかな表情でファンへ告げた。周りの評価やパブリックイメージを良い意味で裏切っていく、吉井和哉。今日の圧巻のアクトを前に、歳を重ねるごとに輝きを増す彼の言葉を信じたい。

SET LIST

試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。