3月27日リリースのニューアルバムをライヴレコーディングするという一夜限りのスペシャルライヴ。「脱走のシーズン」で本編が始まり、それ以降は正真正銘の新曲を鈴木雄太(Vo&Gu)の曲紹介を交えお披露目していくという流れ。中盤戦、Hemenwayのギタリスト・Charmをゲストに迎えて2曲を演奏。一切の馴れ合いや妥協が許されないステージ上にひとり仲間が加わることで、少し場が和む。“死ぬほど練習してきたから、絶対失敗はない”と豪語したものの、アンコール1曲目の最後の新曲「オカルト」で、鈴木が歌詞を飛ばしやり直す場面も。達成感からか開放感からか、どれだけのものを抱えプレイしていたかが伝わる。遊び心や実験ではなく、“挑戦”であり“原点”。全員で向き合い描いた「プラハの春」。温かな篝火を灯したこの日の記録が待ち遠しい。