Uta-net

ライブレポート

検索

メニューを開く

LIVE REPORT

たむらぱん

『パンタスティックツアー』

2010年03月04日
@Shibuya O-EAST

時に哲学的な大人のようで、時に無邪気な子供ようで、それでいて思春期のピュアな少年少女のよう。そんな彼女が歌う楽曲は、意外にもネガティブなことが綴られているものが多い。しかし、それは前向きな想いがあるからこそであり、その先には希望であり、彼女なりのメッセージが描かれていて、いつしか日々の生活の中で頑張りすぎてしまっていることであったり、“今”という瞬間の大切さに改めて気付かされ、さらには“こんな自分でもいいんだ”という気持ちにさえさせてくれる。また、初披露となる新曲に於いては、お手製の歌詞カードを事前に配布。そんなところからも、楽曲に対する想いの深さがうかがえる。終演後にライヴを満喫した満足感だけでなく、彼女から受け取ったポジティブな感情も胸に広がっていたのは、きっと僕だけではないはずだ。