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LIVE REPORT

MAY'S

『MAY’S Live Tour 2010 “Amazing” with Aya na ture』

2010年03月21日
@SHIBUYA-AX

“君がいて私がいる 君のために生まれてきたんだ”。これは本編ラストを飾った「ONE LOVE ~100万回のKISSでアイシテル~」の一節であり、アンコールを求める観客が声を合わせて歌っていたフレーズである。この言葉が持つ意味、想い、温もり...などがステージからも、客席からも感じられたライヴだった。
MAY'S初の全国ワンマンツアーのファナルは、「Amazing」のゴスペル風の歌声が会場に鳴り響いただけで歓声に沸いた。「Is this LOVE ??」のグルーブに合わせてサイリュウムが揺れ、笑顔が咲き乱れた客席。ウエットなメロディーを伸びやかに歌い上げる舞子、トラックをクールに操るNAUGHTY BO-Z、ふたりのキャラがアットホームな雰囲気を作り上げていったのも特筆すべきことだろう。舞子が客席を指差したり、手を振ったりしながら、観客ひとりひとりに届けるように歌っていたのも印象的だった。そして、珠玉の切なソング「I LOVE YOU が言えなくて」、壮大なバラード「永遠」などで客席を魅了。また、サプライズでMay J.やKGたちと共演を果たすと、アンコールではMAY'Sが主題歌を手掛けた映画『音楽人』の主演である桐谷美玲が花束を持って応援に登場。もちろん、その主題歌「星の数だけ抱きしめて」も初披露された。オーラスは「My Everything」。最初から最後までフレンドリーな空気に包まれていたライヴだっただけに、“あなたがわたしを見つけてくれた 何億分の偶然に ありがとう”というフレーズが客席に向けて贈られているのようにも感じられたのは僕だけではないはずだ。このハートフルな空間がMAY'Sのライヴなのである。

SET LIST

試聴はライブ音源ではありません。

  1. Intro.Amazing

  2. 4

    Dreaming Madley(Diggin' Diggin' Diggin'、Teddy's story、THANK?YOU、Sparkling Girl、DESTINY ~for Dear...~他)

  3. Interlude.Come back to me.

  4. 7

    恋をしてた ~Say Goodbye~

  5. 8

    きっと、ずっと

  6. Interlude.♯1 My Song

  7. <ENCORE>

  8. 17

    LOVE SONG ~今なら言えるよ~