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LIVE REPORT

神使轟く、激情の如く。 ライヴレポート

【神使轟く、激情の如く。 ライヴレポート】 『神激アポカリプス』 2018年9月27日 at 恵比寿LIQUIDROOM

2018年09月27日
@恵比寿LIQUIDROOM

8月にシングル「自己都合主義メタモルフォーゼ」をリリースした“神激”こと神使轟く、激情の如く。が、9月27日にワンマンライヴ『神激アポカリプス』を恵比寿LIQUIDROOMで行なった。今年1月のClub Asia以降、TSUTAYA O-WEST、渋谷WWW Xと右肩上がりのワンマンで結果を残してきた神激。この日は新体制となった7人での初ステージということもあり、いつもにも増して熱量の高いライヴとなった。

三笠エヴァ、不死鳥しおりa.k.aフェニックス、夢国ぼたん、妖精かなめの4人を正式にメンバーとして加えた7人がステージに現れると、グループの新章幕開けを告げるような三笠のあおりから新曲「残響カタストロフィー」でスタートした。転調やテンポチェンジを繰り返す高速ビートのナンバーと、自らの中からあふれ出る思いを伝えるMCでファンを増やしている神激だが、その快進撃の理由はメンバーそれぞれが持つ心の闇を、ファンの力と渾身のパフォーマンスでポジティブに転化させて解き放つライヴにあるように思う。特にこの日歌われた新曲「発狂的発散案件=惰性」と「STAGE」ではそれが強く感じられ、7人がこの曲を今後どう進化させていくのか楽しみになった。

アンコールは本編1曲目と同じく「残響カタストロフィー」。ラストは少し前まで家族や友人に本気でアイドルをやっていることやアイドルで夢を叶えたいということが言えなかったという実久里ことのの“でも、今なら言えます。家族にも友達にもそしてお前らにも。私はアイドルです! そして、アイドルとして夢をかなえてみせます!”という絶叫宣言から「宣戦布告」。彼女の言葉を共有するように“学校友達にも地元同窓会にも今アイドルやってる胸張って言えるわ”と歌うこの曲でフロアーに下りたメンバーとファンが大きなサークルを作りライヴは大団円となった。

11月にアルバム、12月に東名阪ツアー、来年1月9日にはTSUTAYA O-EASTでのワンマンを発表した神激。デビューワンマンから約1年で恵比寿LIQUIDROOMを通過した彼女達の加速は止まりそうにない。

取材:山村哲也

神使轟く、激情の如く。

シンシトドロク、ゲキジョウノゴトク。:アイドル業界に革命をもたらすため舞い降りた、“神に使わされし楽曲派ミクスチャーロックアイドル”をコンセプトに掲げ、転調やテンポチェンジ、王道メロディーに変則的な曲構成や展開にキャッチーなメロディーを融合させ他のグループにはない楽曲を武器に個性がバラバラなメンバーからなる超個性派グループ。2017年9月に東京・TwinBoxGarageでのワンマンでデビューを果たし、18年1月には渋谷Club asiaを、同年4月にはTSUTAYA O-WESTでのワンマンを成功させた。現在は9月の恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンを目指し、『神激天命5大任務』を遂行中!

SET LIST

試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    1. 残響カタストロフィー

  2. 2

    2. 新世界エクソダス

  3. 3

    3. G.O.D

  4. 4

    4. 捨て身ヒロイン

  5. 5

    5. 風Zing!雷Zing!

  6. 6

    6. 発狂的発散案件=惰性

  7. 7

    7. さよならネガティブ

  8. 8

    8. 喪失のカタルシス

  9. 12

    12. STAGE

  10. 13

    <ENCORE>

  11. 14

    1. 残響カタストロフィー