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LIVE REPORT

ダウト

『ダウト自作自演LAST INDIES TOUR 【絆―kizna―】』

2011年05月05日
@渋谷C.C.Lemon Hall

7月にメジャーデビューを控え、“LAST INDIES TOUR”と銘打ったツアーは、これまでのダウトの軌跡を凝縮したものであり、新たな旅立ちに期待を募らせるものとなった。前半から攻撃的なセットリストでバンド対観客の真剣勝負を挑み、ホールという概念を大きく打ち砕いた。洗練された外見の美しさ、濃艶な立ち振る舞い。一方で、感情のままに叫ぶ幸樹の歌声が轟き、奏でられる音はエモーショナルで泥臭さを感じる。相反する要素が交錯することで、創造されるダウトの世界観。現世の悲しみや苦しみから解き放たれる束の間の幻想世界であり、現実を受け入れ立ち向かって行く闘志を燃やす場所でもある。実際に彼らがバンドとして歩んできた道、そのものが糧となり肉厚なサウンドを生み出しているのだろう。締め括りのとして歌われた「花咲ビューティ」の大合唱が印象深い。

SET LIST

試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    ZIPANG

  2. 2

    明星オリオン

  3. 3

    フラッシュバック

  4. 6

  5. 7

    国道Blues線

  6. 8

    官能ロボット

  7. 9

    かげろう

  8. 10

    春風シャララ

  9. 11

    野良猫と♪

  10. 12

    DANCE NUMBER

  11. 13

    下克上

  12. 14

    サテライトTV

  13. 15

    万國、大東京

  14. 16

    太刀風横町

  15. 17

    鬼門

  16. 19

    SUNRISE

  17. 20

    BAR夕暮れ

  18. 21

    刺青―tatoo―

  19. 22

    花咲ビューティ