ストリングス隊との軽快なイントロが会場に響き渡り、胸高まる「Morning Glow」が始まりを告げる。前回のストリングスを迎えたライヴ『SHE'S Hall Tour 2017 with Strings 〜after awakening〜』以上にグルーブ感が増していて、特に木村雅人のドラムが力強く全員を支えているのが感じられた。また、今回の公演では照明が凝っていて、視覚でも曲のイメージが膨らむ。例えば3曲目の「Freedom」では白いライトが会場内を乱舞するように照らし出し、この曲が持つ自由奔放な空気がより際立って見えた。そして、このライヴから新たに参加したホーン隊は4曲目の「Beautiful Day」で登場! 陽気な旋律を奏でる。ホーンが入ることによって音の厚みはもちろん、キレが加わり、楽曲の輪郭がさらに濃くなっていた。