本ライヴ翌日に結成丸3年を迎えるAdministrator。4人の意思が完全に一致するまで大切にとっておいたというワンマンライヴを今年5月に行ない、そこから1stフルアルバムを完成させ、東名阪ツアーを回り...と、実りの多い2011年を総括するようなベストアクトを見せ付けた。まずは芥の独唱で幕開け。内臓まで揺さぶる芯の強い歌声が静まり返った会場を包み込み、そこへ楽器隊が丁寧に音を擦り合わせていく。そして、「Fall to Earth」の壮観な景色を見事に体現したことで観客たちも高揚し、続く「Liberation」では大きくフロアが揺れた。ハートウォーミングな「パーティードレス」で和やかなムードになったのも束の間、轟音で暴れ狂うナンバーを次々と投下! 全方位に振り切ったバラエティー豊かな楽曲たちをその曲に一番似合ったプレイでオーディエンスにぶつけるのだった。