昨年11月発売の1stアルバム『at film.』を引っ提げての全国ツアーのファイナルは東京。ライヴはバンドサウンドが映えるアップテンポな「BOY’S CHRONICLE」でスタートした。エレキギターやアコギを弾きながら「色褪せない瞳」「Again」といったシングル曲も含めたアルバム収録曲を次々と繰り出していく中、ハンドマイクで歌う時はステージの上手や下手に移動し、オーディエンスとの距離もどんどん縮めていく。両A面シングルとして2月22日に発売される「ノーサイド」と「ONE FOR YOU」もいち早く披露し、ここまでの集大成というだけでなく、次につながる内容だったと言える。じっくり聴かせる美しい曲から拳を突き上げて盛り上がれる曲まで全18曲。楽曲の幅広さとアーティストとしてのこれからの可能性もしっかりと感じさせてくれた。