ソナーポケットがデビュー7周年を記念して、アルバム『ソナポケイズム6 ~愛をこめて贈る歌~』を携えて行なった全国ツアーのファイナル。“ゲーム”をコンセプトに3人の勇者(メンバー)が、会場を埋めるソナサポ(ファン)とともに笑顔を取り戻す旅に出るこのライヴ。《熱く燃え上がれ炎の様に》の歌詞通り、ステージに激しく火柱が立つ中で熱唱した「SPECIAL DAYS」に始まり、映像などの演出も最大限に活かした派手やかなステージが、序盤から観客を熱狂させる。
MCで語った“一番後ろの席まで、ひとりも置いていかないから”の言葉通り、会場を走りながらの歌唱やアリーナを回るムービングステージで観客ひとりひとりに笑顔を届け、中央に設置されたステージで披露されたメドレーでは12,000人が埋める広い会場に一体感を生む3人。ライヴ終盤はアップテンポな曲を畳み掛け、「ソナポケ☆DISCO」で会場をダンスフロアーに変えると、“みんなの明日、僕らの明日。どんな時でも支え合っていけるように”と願いを込めた「守りたいよ。」でやさしく温かく本編を終演。
アンコールでは新曲「ONE-SIDED LOVE」を披露する中、MVにも出演するトレンディエンジェルの斎藤 司が登場するサプライズも。MV同様のカツラ姿で落ちサビを熱唱すると、会場中から大きな歓声と拍手が起き、“やっと居場所を見つけました”と恍惚の表情で語る斎藤にメンバーも大爆笑! 終始絶えることのない笑顔の連鎖に、会場は終演後も多幸感に包まれていた。