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LIVE REPORT

ハジ→

『ハジ→見参☆春爛漫ツア→♪♪。~おい!生?でやらかすぞっ!!●◎ (20 ?(エ) ?14)b~』

2014年05月25日
@新木場STUDIO COAST

サムライ感たっぷりの勇ましいサウンドで、伊達政宗を彷彿させる「ハジ→From→仙台。」で始まったライヴ。満員の観客はのっけからテンション高く、“生でやらかし合っちゃったら?”と問いかければ、“ええじゃないか~!”と声高に応える。冒頭からテンションは最高潮。「で・か・け・YO~♪♪。」では、ハンドルを回す振り付けに一緒になって手をくるくる。実に楽しそうに遊び心を忘れない。自身がミュージシャンになった経緯を歌詞に託した「楽器の弾けないミュ→ジシャン♪♪。」では、ノリのいいリズムに合わせ、タオル回しでジャンピング。

また、バラードのパートでは、一転して静かに語りかけるように話し、曲の世界観に引き込む。“本気で好きになるのが大切。ひとつひとつの恋愛に学びがある。だから大丈夫、怖がらないで”と、背中を押す言葉を投げかけた「ずっと。」。「あなた。」では母親に対する気持ちを語り、涙をこらえるような場面も。また、ヒット曲の「for YOU。」では、“こんな俺だけど、ついてこい!”という歌詞になぞらえた力強い言葉に大歓声があがった。

生バンドを率いてのツアーを振り返り、“中身の濃い、学びのあるツアーでした”と語ったハジ→。一体感あふれる演奏と歌、ダンサーを交えたパフォーマンスからは、確かにツアーで培われた絆が感じられた。楽しくノリがいいサウンド、ポジティブで胸に響く言葉、そしてユーモアもたっぷり。ハジ→の魅力が詰まったステージに、メンバー、観客、そしてハジ→自身も笑顔が止まらない一夜となった。