サヨナラ

雨上がりの道で振り向いたら
パステル色をした虹が架かる
まるで二度と渡れない橋ね

泣いてる時には気づかないけど
心の傷を洗い流してく
生きるための涙の力ね

きっと、もっと、ずっと続いてく
それくらいつらい悲しみだと
思ってたのに、なんか不思議だよね

さよなら、まぶしいあなた
ごめんね、いとしいあなた
それでもふたり、出会えた事は
決して忘れない
さよなら、泣いてた私
ごめんね、愛した私
想い出にしてしまうにはまだ
少しだけ胸が
痛むよ…

優しく抱きしめてくれてた事
わがままばかり聞いてくれた事
きれいな花は咲いていくのに

知らず知らずにすれ違った事
うらはらな言葉をぶつけた事
いやな記憶はなぜか薄れてく

きっとそれは春夏秋冬
恋の季節をひとめぐりして
生まれ変わるべき時が来た兆しね

さよなら言えないあなた
ごめんね、優しいあなた
もしいつの日か、また会えたなら
笑いかけるから
さよなら、せつない痛み
ごめんね、信じた私
でもいつまでも、
立ち止まってるわけにいかないよ
サヨナラ…

さよなら、まぶしいあなた
ごめんね、いとしいあなた
それでもふたり、出会えた事は
決して忘れない
さよなら、泣いてた私
ごめんね、愛した私
でもいくつもの淡い色した
素敵な想い出を
ありがとう…
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