キミが好きといえるだけで

何の為に僕は生きる?
褪せた日常 相変わらずの滲んだ街中
切り取ったようなキミを見つけた

キミの為に僕は生きる
それだけでいい それが全てだ
キミが笑えば僕も笑う
キミが泣けば僕も泣くさ

夜半過ぎにキミからの着信
今にも泣き出しそうな声 遠い声
今すぐ抱き締めに行きたい

ただ「キミが好き」と そう想うだけで
不思議とたった今が確かなものになる
手が触れるだけで 泣きそうになるの
うまく言えない ただ時ばかりしなやかに今流れて

キミが僕の生きる全てと言ったけれど
正直少し自信が無いんだ
たまにキミはそんな風に 何かを思うように目を伏せて
昔交わした二人の約束確かめる様に
繰り返すように 責めるように 求めるから

夜半過ぎにいつもの公園
街灯に照らされた君の横顔に 何だか少し胸が痛い

ただ「キミが好き」と そういえるだけで
不思議と曇り空も美しく輝く
後に降る雨も星のように綺麗で
見たくない真実は うまく雨雲が隠して

青色のブランコ いつも二人で語り合った
なのに今日はどうしたの? そんなにうつ向いて
ずっと黙っているのは何で? 僕の目を見て話してよ
いつもみたいに僕の好きな笑顔見せて

ただ「キミが好き」と そう想うだけで
不思議とたった今が確かなものになる
手が触れるだけで 泣きそうになるの
うまく言えない ただ時ばかりしなやかに流れて

ただ「キミが好き」と そう想うだけで
不思議とたった今が確かなものになる
だから今だけは抱きしめさせてよ
分かってる 後でちゃんと話は最後まで聞くから
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