夜明けの空

夜明けの空に 翔(と)びたつ鳩よ
どこまで翔ぶのか 向かい風のなかを
つばさがほしい あの鳩になれたなら
知らない世界へ はばたいてゆくのに
きみとつばさをならべ
あの空を翔ぶのに どこまでも
夜明けの空に ひとりで祈る
いつか翔びたつ 明日がくるように

夜明けの空に ながれる雲よ
疲れたこころを そっと包むように
自由がほしい あの雲になれたなら
きみがまっている あの街へいくのに
二度と離しはしない
きみの愛信じて いつまでも
夜明けの空に ひとりでうたう
いつか旅立つ 朝をまちながら
いつか旅立つ 朝をまちながら
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