罪の景色

ほどいた髪 からめた指
許されない夜にいる
かくれた部屋 暮れゆく街
こうなるしかない瞳
細い雨を よけるように
寄り添えば せつなくて
あきらめきれない気持ちのままで
迷うあなたを 抱き寄せる
吐息にひそめた 哀しい願い
わかるこころが つらい

遅いと言う 不幸な顔
その涙を信じてる
嫁いでゆく あなたのこと
苦しいほど 愛してた
傷つかない想いなんて
なにもない悲劇だけ
あきらめきれない気持ちが答え
迷うことなど 何もない
自分を騙せば ふたりの出逢い
きっと 憎んでしまう

罪の景色に 心 濡らさないで
奪い去ることを 望んでほしい

あきらめきれない気持ちのままで
迷うあなたを 抱き寄せる
吐息にひそめた 哀しい願い
わかるこころが つらい
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