望郷

今日もまた 夕陽が
心の中の 同じ
同じ風景に落ちて行く
あー ふるさと
誰かが 言ってた
心を置けば どこも
どこもふるさとに なるのだと
だけど
帰りたい 場所はひとつ
何ひとつ 重荷のない
少年のままの 笑顔の僕

年・月 過ぎても
心の中の 同じ
同じ家並の いざないが
あー ふるさと
離れて なおさら
心に残る 甘い
甘い母の手の 優しさが
だけど
帰らない 帰るものか
旅立つと あの遠い日
少年の夢を 誓った僕

帰らない 帰るものか
旅立つと あの遠い日
少年の夢を 誓った僕
×