恋人

いつもお前は
はなやかな笑い声の後でだまってる
恋はいつも遠いものと
虹を観るようにただ見つめるだけ
恋人よ知っているかい お前を思う時
たそがれの空を見つめて
ほほをぬらす僕を

恋人よ お前は自分の
本当の美しさを知らないだけ

やさしすぎて傷つくのは
自分をなおざりにしている事
手をのばせばとどきそうな
愛さえ人のために譲るだけ
恋人よ風のように くぬぎの林をぬけて
この胸にかけてこないか 僕のこの愛に
恋人よいまのままで
誰よりも美しいそのままで

恋人よ知っているかい お前を思う時
たそがれの空を見つめて
ほほをぬらす僕を

この心 伝えよう
お前を恋人と そう呼ぼう
お前を恋人と そう呼ぼう
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